テラーノベル
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あ、きりゅーです。
意外と早く投稿できました。
※1話から読み始めること推奨
外から小鳥のさえずりが聞こえる
パサパサと羽を掠める音もすることから、
意外と近くにいるらしい
ひらひらと舞うカーテンの隙間から太陽の光が入ってきて、僕は目を醒ました
まだ少し眠っていたかったけど、今日も仕事があるから行かなくては
自分の身体に鞭を打ち、シャッとカーテンを開けると、いつも朝見る日の出の時間にきっかりと起きれたようだった
(よかった、いつも通りの時間に起きれたみたい)
一息ついて安堵する
朝ごはんの支度でもしようかな、と起き上がろうとすると、真隣で眠っていた海兄さんがのそりと動き、僕を後ろから抱き締めてきた
『海兄さん、おはようございます』
🌊「あぁ…おはよう、今日も可愛いな」
毎朝こんなふうに会話してるけど、昨日の情事のせいで少し意識してしまう
僕は反対側に目線を逸らした
目線を逸らされた海兄さんはさらに顔を近づけ、
🌊「…どこ行くんだ?」
僕の頭を撫でながら問いかけてきた
『なにって…仕事あるのでご飯作ろうかな、と』
🌊「…今日くらい休もうぜ」
『そういう訳にもいかないんですよ〜』
未だにぽやぽやしている僕の頭の中は海兄さんの手を欲しがったけど、仕事は仕事
手を優しく掴んでそっと解き、ベッドから足を出して立ち上がった
🌊「…?腰、痛くねぇのか?」
『え?…はい』
『空兄さん優しくシてくれたので…//』
怪訝そうにこちらを見てくる海兄さんは、僕の腰の心配をした
しかし、
🌊「ふーん…、」
「朝ごはん、俺も一緒に作る」
眉を下げて心配していたはずの海兄さんの顔は、すぐに俯き気味になってしまい、よく見えなかった
陸兄さんと空兄さんを起こさないようにリビングへ向かい、冷蔵庫の中から材料を取り出す
海兄さんがちらりとこちらを見て、話しかけてきた
🌊「朝ご飯何作る予定なんだ?」
『うーん…無難に鮭とお味噌汁ですかね』
🌊「じゃあ、…材料これでいいか?」
『はい、ありがとうございます』
使う予定だった食材達がずらりと並ぶ
僕は一つ手にとって商品詳細を読んだ
(さすが海兄さん、賞味期限近いものからだしてくれてる)
意外、といったらそうでもないかもしれないが、実は僕達日本家のコックは海兄さんだ
一品ずつ作り、味見し合うというシンプルな料理対決をした際に、あの二人が作る料理は食べないほうが身のためだと言っていた
(消去法的に海兄さんなのかもしれないけど、本当にお料理が上手なんですよね〜)
僕はお味噌汁に入れるほうれん草をとんとんと刻み、海兄さんは鮭を無言で解凍をする
暫し沈黙の時間が流れ、お味噌汁の鍋がクツクツと鳴る音がよく聞こえる
ほうれん草をそろそろ入れよう、と思い、茎の方から鍋に入れたときだった
🌊「…なぁ、日本」
『?なんですか?』
🌊「俺、昨日日本の会社用バックの中見たんだ」
『…』
突拍子もない謎の報告に戸惑う僕
ただ少しだけ、ほんの少しだけ
僕、なんかやらかしたな
と直感で感じた
🌊「…」
海兄さんはなにも喋らずに傍を離れ、
床が軽く軋む音が響いた
そして冷蔵庫の中を再び漁る海兄さんの横顔をみていて、僕はあることを思い出してしまった
(これぞフラッシュバック…?はたまた走馬灯?)
🌊「……」
海兄さんが持っているデザート
無言で僕に見せつけてくるそれは、どう考えても、どう見ても、間違いなく僕が昨日帰り道でコンビニに寄り買ったものだった
入れた茎部分や豆腐、バラ肉が味噌を溶いたお味噌汁によって、沸騰し上下している
(初めて具材になって現実逃避したいと思った…)
そんな最近よく見る宇宙猫状態の僕を置いて
海兄さんは僕に近づき、
🌊「今日いっぱい痩せような…♡」
せっかくの気持ちの良い朝…だったのに、腰破壊宣言によって最悪な朝となったのだった
PM:21時
あたりはすっかり暗くなり、家が恋しくなる頃
会社から出て電車に乗り、徒歩で帰って来たのでだいぶ疲れていた
早く家の中に入りたいところだが…
(いや今朝のことがあって気まずい…)
朝ご飯を並び終えて海兄さんが2人のことを起こしに行き、僕は少し遅れて起きてきた空兄さんの顔を見るや否や、朝ご飯をかき込んで家を飛び出して来てしまったのだ
(海兄さんの顔見たときは大丈夫だったのにぃ…//)
ヘナヘナと座り込み、昨夜の空兄さんの顔が今朝と同じように思い浮かぶ
いつものケロッとした明るい雰囲気じゃない湿っぽい色気のある顔に、にほん、と自分を求める声…
どんどん頬の赤みは深くなっていき、暑くなった僕は手で自身の顔を扇いだ
やっと頬の熱が引いて、早く入ろうと思い始めた矢先、同時に玄関扉が開いた
驚いた僕は斜め上を見上げる
☁️「…日本?」
「ずっとそこで何してるの…?」
頬の熱がぶり返し、頭がクラッとする
空兄さんはそんな僕の腕をがっしり掴み取って、自分にもたれかからせるようにして移動した
(空兄さんの匂いだぁ…//)
扉を開閉した音が僕の耳に流れ込む
リビングに入ると、海兄さんと陸兄さんの虎のような獣の鋭い瞳が僕を見つめる
🪖「…玄関前で何してたんだ、日本」
『…のんびりしてました……』
🌊「夜遅いとなにがあるかわかんねぇから、会社出たら早く帰ってこいよ」
『はーい…』
僕は恥ずかしさで熱くなった身体を冷やすために、海兄さんの作ってくれたご飯を食べずに、そのままお風呂に直行した
ちゃぷん、と音をたて、僕の身体は肩まで沈む
今日一日の疲れがお湯の中に分散していくように
全身の力が抜け、思わず溜息が出た
(いいお湯ですねーー…)
僕は腕に湯をかけながら、久しぶりにのんびりしよっかなぁと考えた
しかし、
(…やることないなぁ)
お風呂から出てもご飯食べたら海兄さんにヤられる、空兄さんの顔をロクに見ることもできない、で、しばらくお風呂の中に浸かっていたいと思考が辿り着いたけど、いつの間にやら身に付いていた社畜癖のせいでなにかしていないと落ち着かない
何をしようか、と手をいじり倒していると雫がそこを中心として零れ落ちる
波紋が広がり、つられて目でそれを追いかける
(…あ)
水がゆらゆらと揺蕩う様子を見ていて、
頭の空間へと意識が誘われる
僕は少し前にリフレッシュとして4人で海へ行ったことを思い出した
ーーーーーー
僕らがまだ人でいう7歳くらいの年頃
子供にはまだ危険だから、と山の中で昆虫を一緒に探してくれた江戸爺は、海へは連れてってくれなかった
己の名前に 海 がついているからなのか、よく海兄さんが海に行きたがっていた
図鑑を僕に見せては覚えた特徴を言い、満足気に話す彼の笑顔が好きだった
つい最近空兄さんが海に行ってみないか、と提案しそれが採用された
初めて行く海はただただ広く、美しかった
太陽の光で波がキラキラと光り、宝石くらいの価値があるみたいで
砂浜を踏み鳴らすたびに生を感じた
陸兄さんと空兄さんが、どちらの方が深いところまでいけるか勝負をしているとき
ぱちゃんと音を出して魚が跳ねる音がした
僕は魚が跳ねたはずあたりの海を指さして、海兄さんに問う
『あのお魚は、なんていう種類なんですか?』
海兄さんは頭を捻り、こう話した
🌊「魚の名前に興味を持ったのはもう何十年も前のことだから、今はあまり覚えてない」
少し寂しくなったけど、小さな声で、
「ボラか…?」
と呟いたことは、僕の心を温めてくれた
ーーーーー
自身の手を眺めながら、一通りの記憶を思い出して現実世界に戻ってきた
無意識に口角が上がっていて、自分は兄達のことを大切に思っているんだな、と改めて実感した
(…そろそろ出ようかな)
ボーッと考えている間に結構時間が経ってしまったらしい、 ざぱんっ、と音を立ててお風呂から足を上げて出ると少し立ち眩みが起こった。
危ない危ない…と体勢を整えようとした瞬間。
浴場の扉が不意に開いた
いきなりの出来事に僕の頭はついていかない
まさに頭の中はゲームのLoading中
(あれ、おかしいな…、人並みには頭がきれると自負してたのに)
その間僕はただただ1点を見つめた
自分にはない美しい腹筋を
ーーーーー
『…あの、海兄さん…?』
僕はようやく口を開き、海兄さんの瞳を見つめる
なんで堂々と仁王立ちしてるんだこの人は、と思ったが、そーいや軍隊が象徴でもある軍国だったこの人、と自己完結をしてしまった
『「……』」
海兄さんは話すことがないのか、湯気の立ち昇りだけが話そうと揺らめいている
🌊「…日本」
『は、はい!?』
”モノ”がほぼ丸見えなので、さり気なく手で隠そうとしていたら急に話しかけられ、声が裏返ってしまった
(ちょっと恥ずかしい…)
🌊「やるとしたら立ちバックがいいよな」
『た、たちばっく?』
顔を染めているのも束の間
真顔でそう詰められ、思わず頷く
🌊「よし、ケツこっち向けろ」
『…は?え?は??』
海兄さんはどこから取り出したのか、ネバネバした液体を手に擦り付け始めた
モタモタしている僕を横目に、腕をがっしりと掴んで背後から無理やり僕の”モノ”に触れる
抵抗する間もなく海兄さんは亀頭を撫でるように愛戯させ、昨日ぶりの快感に僕は身を捩らせた
『…ッ、♡、ッ♡』
くるくる、くちゅくちゅ
快感に腰が逃げてしまう僕を抱き寄せ、静かにそこを執拗に責めてくる海兄さんは、
🌊「日本、痛くないか?」
この期に及んでまだ心配してくれる
ただその優しさも”愛されてる”という興奮材料になってしまうのだが
海兄さんは亀頭を弄ったあと、上下運動へと変えた
しゅこしゅこ、ちゅこちゅこ
クリクリ、クリュッ
時折亀頭を弄ってくるが、どちらもきもちくて成すすべもなく喘がされてしまう
目の前の鏡に僕と海兄さんが映っている
大事なトコを実の兄に弄られ情けなく腰をカクカクさせ射精を強請る僕と、そんな僕を心底愛おしそうに見つめる海兄さん
興奮材料、興奮材料と無意識に探してしまっている僕はもうこの人に墜ちてしまっているのだろうか
あとちょっとで出せる…♡
僕が嬉々としていると、海兄さんは手を止めた
すっかりこの快感に墜ちてしまっていた僕は背後にいる海兄さんの顔をみた
海兄さんは僕が家に入って来た頃に見せた獣の目をしていて、幾分か息が荒く見えた
自然と下へと視線をズラすと、キツそうに膨張している”モノ”があった
🌊「…さて、日本」
「そろそろ”トレーニング”を始めようか」
そのときの海兄さんの瞳は、とぷりとした藍色に変色していた
『ッ、ぉ゙…ゔぅ♡』
待望していた…と言ったら間違いではあるが、望んではいたものがナカへとどんどん入ってくる。
空兄さんとは真逆のスピードで奥の手前まで入れられ、自分でも思うほどの汚い声が出てしまう。
どちゅ、ッどちゅ、ッ
物色するかのようにナカを荒らしてくる”モノ”は、容易く僕のナカを貫き、快感をほじくり返す
“モノ”が最奥まで辿りついたとき、海兄さんは腰を引き、いきなり奥まで”モノ”を押し込めた
『ん”ぐッ、ぅ゙ッ♡♡』
押さえきれなかった喘ぎ声がとめどなく溢れ出す。
制止を懇願する声は海兄さんに聞こえてるはずなのに、止まる気配はしない。
それどころかYESとして捉えているのか、動きは激しくなる一方だった。
どちゅッ、ごちゅッ、ぐりゅッ、
『〜〜ーッ”、ぅ゙、ぁ♡』
🌊「日本、もう少し静かにしろ」
「あいつらに聞こえちまうだろ…?」
きっとあの二人には内緒でこの行為を行っているのだろう。
耳打ちするかのごとく囁いてきた。
しかしお風呂場の声はどうしてかよく反響する
抑えても意味はないのだろうに。
🌊「…ッ!…なんだ、日本?」
「バレちまうかもしんないのに、興奮してんのか?」
『ひ、ぐッ!?♡♡』
とまり気味だった腰をさらに奥へと進められ、みっともない声が口から飛び出す
あぁ、背徳感で感じてしまっているのが海兄さんにバレてしまった
徐々に激しくなっていく動きで視界が揺れる
脳に電流を流されたようにバチバチと身体が跳ね、その度に海兄さんを締め付けてしまう
だって気持ちいいんだもん、と誰に対して言い訳をしているのか分からないが、僕の腰は快感を逃がそうと必死になっていた
🌊「…逃げんなって」
いつまでも逃げ続けようとする僕の腰にイラついたのか、海兄さんは僕の腰に再び強く打ち付けた
限界が近づいていたのもあって、僕は情けない声を出して達してしまった
『ひ”ッ、うぅ゙ッ…♡』
僕の腰はガクガクと震え、海兄さんに優しく撫でられた
🌊「ごめんな、気持ちいな?笑」
笑いながらそう言ってくるこの人はやっぱり空兄さんの血縁者なんだなって思った
朧気ながらにそんなことを考えていると、もう終わったと思っていた腰の律動を開始した
『あ゙♡ぐッ、!♡?ゃ゙、ぁ♡♡』
あの快感を耐えることはもうできない、って僕の身体は音を上げている
ただ僕も、僕の身体自身をこのときうまくコントロールできなかった
快楽を享受することしかできなくなった身体と頭は、僕自身から分裂するように意識の髄へと落ちていってしまった
うーーーーん…
ちょっと今迷ってることがあるんですよね。
皆さんにお聞きしたいんですけど、
①長編ストーリーメイン
↑(例:ダイエット計画、we won’t you…等)
②短編or普通小説メイン
↑(小説例:夜帷に乗せた失墜)
どっちが良いです?
まぁ若干しか現状とは変わらないとは思うんですけど…。
コメント
9件
最高でした!!!!!アンケートは1ですかね☆!!!!
私は1が良いですかね……🤔
わあああああ♡エッロ♡好き!こういう奴…(泣)流石きりゅーちゃん…うちの好みをわかってうらっしゃる(?)日本が背徳感を感じてるところの描写が好き…すっごい上手い。アンケートの答えは、う〜ん個人的には1かな?