テラーノベル
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照「昔のこと思い出しちゃった?」
すごく不安そうに、聞いてくる照くんを心配させたくなくて、
「思い出しちゃったけど、なんともないよ。大丈夫。」
そう伝えると、彼は
照「無理しなくていいよ。怖いことはしないから、俺も隣座っていい?」
と聞かれ、
頷いた
私は気まずくて、俯いていると、
照「俺は由衣のこと心配してんだ。」
そう、優しく、頭を撫でてくれる
それは、恐怖なんてなくて、なんか心地よい感じだった
「なんで?なんで心配してくれるの?」
と聞けば、
照「どーしてだと思う?」
と、返される。
「んー、私が危なかっしいから?」
照「それも正解」
「私が、あんな元彼と付き合ってたから同情してくれたとか?」
照「それも正解」
「私が照くんの友達だから?」
照「んーそれは、ちょっと怪しいかな」
えっ。
友達だから、心配してくれたのは違うの?
私はちょっとがっかりした。
彼を好きなのに、彼にとっては私は友達じゃなくて、まだ知り合い程度なんだと
現実を突きつけられたようだった
「あ、えっと笑そんな、知り合い程度のやつに心配してくれなくてもいいんだよ?」
彼の優しさにトゲのような言葉を返す私は
本当に可愛くない
コメント
1件
続き待ってます!!頑張ってください(๑•̀ㅂ•́)و✧( *˙ω˙*)و