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お泊まりだいすき!
みるにゃんこちゃんさんのリクエストです!!
今日はなーくんとお泊まりの日。
朝から莉犬がそわそわしっぱなしで、部屋の中を右へ左へと落ち着きなく歩き回ってた。
「なーくんまだかなっ、あ!グミここ置く!!まだかなー、まだかなー」
机の上を何度も並べ直したり、クッションを持ってきては置き直したり、気づけば部屋を五往復以上。
見てるこっちが目が回りそうで、俺はソファに座ったまま声をかけた。
「莉犬さーん?ぐるぐるしてたらなーくん来る前に疲れちゃうよ?」
「んー、、たのしみだもん、」
「疲れちゃったら遊べないよ?一緒にアニメ見ようぜー」
そう言って笑いながら手を伸ばして、慌てて動こうとする莉犬の腕を軽く掴む。
「よし、いったん座ろ?なーくん細かいタイプじゃないし。大丈夫。」
「……ほんと?」
「ほんとほんと。楽しめればなんでもいいの!」
莉犬はまだ少しそわそわしながらも、俺の隣に腰を下ろす。
「……ん。じゃあ、ちょっとだけ休憩」
「そうそう、それでいい」
その直後、ピンポーン、と玄関のチャイム。
「わっ!なーくん来た!!」
結局また飛び跳ねるみたいに立ち上がった莉犬を見て、俺は肩をすくめて笑った。
(寝る前)
リビングに布団を並べて、電気を消して…でも暗闇に浮かぶライトがほんのり照らしてくれる。
莉犬は落ち着いたはずなのに、布団に入っても「まだ寝たくない~!」って小声でごねてた。
なんとなくでしりとりが始まる。
最初は普通のしりとりだったけど、だんだんふざけあって「る」で終わる言葉ばっかり出して爆笑。
「そろそろ寝るんじゃなかったの?」って言いつつも、
こんな風に3人で声を出して笑える夜が来るなんて思わなかったなって、ちょっとじんわり。
結局、笑い疲れた莉犬がしりとりの最中に寝落ちして、なーくんと顔を見合わせてそっと布団をかけ直す。
「…ほんと、落ち着きないくせに寝るの早いな」って、二人で笑いあって
そんなふうに、にぎやかであったかい夜が終わって行った。
俺じゃない人と一緒に寝る。莉犬にとっては大きな大きな1歩。
楽しめてほんとに良かった。
受験シーズンに入るので既に少ない投稿頻度がやべーほど下がります😱
今貰っているリクエストは絶対に描き終わらせるのでそれ以降はお待ちいただけるとありがたいです
コメント
7件
いつもや神作ありがとうございます!! 受験応援してます!!
イッキ見しました!! 最高すぎてやばい(´;ω;`) 投稿の頻度低下するの悲しいけど受験応援してます!!!! フォロー失礼しますm(_ _)m
またまたリクエストに答えて下さりありがとうございます!!! 受験の方頑張ってください!! コラボの方は受験終わったらにしましょうか?そしたら主様の負担も減りますし 続き待ってます!