「 悔しい 、悔しいッ 、クソッ 、くそ、!!! 」
「おいおい 。誰の犬に手出してんだよ 。
場地 〜 。 」
この声 、この 、うぜぇ声 、聞くだけでも胸焼けがする声 、極上の総長 、三輪 仁( ミワ ジン )
通常 極鬼 ( ゴク キ )
「 … 極鬼 、テメェ …… 千冬に何してんだ、」
「おいおい。もう捨てられた野郎が今更何言ってんだよ? 笑
もうお前には関係ないだろう ?
いつまでも器が小せぇ男だ 。
まるで別れたっつーのにいつまでも追いかけ続けてくる元彼のようだな 〜 ?笑
ずっっとしつけぇ男だ 。未練タラタラ。笑」
「 …… 俺らはそういうんじゃねぇよ。」
「 黙れ。俺の犬に近寄るな。
俺らは敵同士なはずだ。犬だってお前らを裏切った
クソ のはずだぞ?おい 。
…………おい 。千冬ぅ 。どういうことだ?
いつまでこいつと語ってんだ?あ?
殴れっていつも言ってんだろうが。
何度躾しても効かねぇなぁ 〜 、困っちまう。
あんまり俺を 、困らせるなよ
手間かけさせるやつが 、一番反吐が出るんだよ。」
千冬に目線をやると 、目を少し開いて 、
怯えているようだった。
「… じゃぁ、千冬はお前らの仲間ってことか?」
そうだと言うようにニヤリと歯を見せてきやがった。
「 なら、なんでこいつはこんなにも仲間に怯えて震えてんだよ?
なんでここまで怖がってんだよ!!!!
仲間を見る目じゃねぇだろ!!??」
「 … あ?怯えてねぇよな?怖くねぇよな?
千冬ぅ 。なぁ!?」
その怒鳴り声を聞き 、彼は頷きながら泣いていた 。
「 あ?何泣いてんだよ。おい。泣くなっつったよな?
また躾が必要なようだな、」
「ま、待ってくださ 、すぐに泣き止ませますから 、!
ほ、ほら!!!もう泣いてません、!
もう泣きませんから、! もう泣いたりしないッ 、」
「 …何をそんなに焦ってんだよ。千冬ゥ 。
俺が怖いの? 本気で殺されたい訳?」
「 ぁ、違ッ 、怖くないッ、ほんとです 、
命をかけて着いていきます 、ずっと縋ってます 、
だから … 、」
「 あー 。お前もアイツらと同じなんだね 笑 」
極鬼は千冬のみぞおちを蹴り上げ 、壁に叩きつけた
それでも千冬は笑ってた 。いや、無理やりだが、
もう笑うしかないんだ 。笑う以外認められないんだ。
極鬼は首を絞め始めたから止めに入ったが 、
やめてと言うように 、首を振った。
なんで?と謎に頭が溢れていたが 、それどころじゃなく 、軽いパニックを起こしていたのか 、
その 忠告 を聞かなかった 。
ドッと腹部に振動が身体中に渡った 。
その音の次の瞬間痛みが神経を通って脳に知らせた 。
「 ぁッ 、」
極鬼はニヤリと微笑んでいた 。
千冬は絶望したような顔で俺を見ていた 。
あは。千冬 。お前 、やっぱり裏切れないんだよ。
俺から離れられるわけが無い 。だってお前が、
お前が本当に命を捧げてるのは 、極鬼じゃない 。
「 場地さんッ !!!! 」
千冬は真っ先に飛んできて 、俺の腹部を押さえつけた 。
「 なんで刺したんだよ!!!!
約束が違うじゃんか!!!!!!!」
「 あ?千冬ぅ。あのな?
… 不良は約束を守らねぇんだ 。笑 」
「ッ 、場地さんッ !!!場地さん!!!!
場地さ 、場地さん!!!こっち見て 、
目閉じちゃダメです 、だめだめだめ 、
俺を見てください !!場地さ!!!」
「 …… ッ 、千冬 、お前 、」
「 …ッ 、マイキーくん 、ッ 、」
千冬は自分の携帯を取り出し 、マイキーに連絡した 。
もう離脱しているグループの総長に。
現在の総長の目の前で 。
「 もしもし 、マイキーくん、まい、あの、あ、」
『… もう話すことはないんじゃねぇのかよ 。』
「 き、聞いて 、、マイキーくん 、あの、」
『もう関わることは無い 。』
「 マイキーくん待って、!マイキーくんッ !!」
「 お願い 、出て 、ドラケンくん 、ッ 、
嘘だろ 、ねぇ、待ってくださいよ 、待って 、
なんで出ねぇの 、ッ 、マイキーくんと一緒にいるから、?」
「 ッ 、三ツ谷くん 、三ツ谷くん、、」
『 ん。もしもし ?』
「 ぁ 、あの、ッ 、ば 、場地さんが 、
刺されちゃって 、その 、ぁ 、」
『 わかった。すぐそっち向かう 。』
「 はい 、お願いします 、」
『救急ですか?火事ですか?』
「 救急です、東京都渋谷区○○○ ー ○番地 のマンション螺旋階段の2階 、
親友が刺されました 、ッ 、あの 、」
『 どの辺を刺された感じですか?』
「 肝臓の当たりです 、」
「 分かりました 。では 、その部分の服を脱がせて 、
布はありますか?」
「 ありまッ (( 」
電話中の千冬を殴りつけ 、極鬼は馬乗りになり 、
タコ殴りにした。
「やめッ 、総長ッ 、総長 、!!
やめっ 、」
「俺を裏切るなぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
「 ひッ 、」
『ん、?もしもし?もしもし!?
大丈夫ですか!?今警察も向かってます !!
もしもし!?もしもし!!!
少年?少年ッ !!』
「 うるせぇな 。ちょっと黙れよ 。」
『はっ ?少年に何をしてるんだ!!!』
「 …… あ?ちょっとした 躾 だよ 。 笑 」
コメント
7件
三ツ谷〜!早くきて〜泣
ドラケンとマイキー何してんの!!三ツ谷流石ママン!!仁お前…なんか過去にありそうだな…まぁだからと言ってちふゆんを殴った罪は海よりも深く山よりも高いからな??覚悟しとけよ???????????
遅くなってすみません!!!!!!!!!! 三ツ谷ちゃんと出てくれるの優しい(´;ω;`) 場地の「俺以外有り得ねぇ」みたいなセリフかっこよすぎません?! 千冬ももう仲間じゃないのに場地を助けようとするの優しすぎんだろ!この物語考えたここあ様はやっぱ天才、いや、神様だな!