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私の小学六年生の日々
(この実在する話に出てくる登場人物などの本名は控えさせていただきます。登場人物の名前は全て仮名です。)
今までかのんという名前で活動していたため、この私の実話でも私の名前がでてくる場合はかのんにしていました。
ですが、かのんから名前を変えてしおんにしたので、かのんという名前ではなく、しおんに変更します。
一話二話にでてきた「かのん」という名前は、「しおん」だと思ってください。
お願いします。
3.感情
日光移動教室が終わりました。
日光移動教室では、同じ生活班の千代、雪乃、乃愛と私、屍音(しおん)、この四人で、交換日記を始めた。
書く順番は気にせず、部屋にいて書きたいときに書くというもの。
日光、もう終わっちゃったな。
ここは自分の家。
日光から帰ってきたところ。
疲れたな~。
おみやげ早く家族に見せたいな。
あ、おみやげ、全然日光ぽいもの買ってこなかった…‥
いとことじいじにあげるカステラ(ただの)、
言えようのは猫ちゃんのクッキー‥‥(眠り猫など関係ないやつ)
自分用に買ったキーホルダーは‥‥(日光に関係ない勾玉。)
うああああああ…
最悪…
明日、学校かぁ。
乃愛と千代、どうせまた二人でいるんだろうな。
―次の日(金曜日)―
予想的中。
やっぱり二人でいた。
私は入らないでおこう。
―土曜日―
今日はジョイフル、イオンにお買い物。
まずはジョイフル。
ジョイフル、ハムスターいるから、ジョイフルに一カ月分の買い物に来た時にはいつもハムスターを見に来てる。
いつか飼ってみたいな。
「しおん、ハムスター飼いたいんでしょ?巣箱とか、ケースとか買っちゃお。」
ママが突然そんなことを言った。
「え、いいの!?」
「うん、この前から飼いたい飼いたい言ってたし。」
「やったぁ!」
そこで色々ハムスター用のご飯を買ったり、ケースを買ったり、巣箱をかったり、床材をかったりで、来週、ハムちゃんをお迎えすることに。
するとママが、
「しおん、ハムちゃん触れるって。お迎えをご希望で触ってみたい方は気軽にスタッフにお声がけくださいだって。触る?」
ん~…
ハムスターって怖いっていうのもあるんだよね…
お姉ちゃんがハムスターを私が小さい時に飼ってたけど、軽くかまれる時もあるっていってたし。
お姉ちゃんは、「そんなにグッってかんでくるわけじゃないから。え?血が出てくる?だから、そこまでじゃないって。大げさだな。」
とかいうけど、痛いか痛くないかって人によって違うじゃんって思ってて、触ってみなよって言われても結構怖くて抵抗があるんだよね…
でも、いけそうな気がする。
最近帰り道に蚊が寄ってきていつも友達と一緒に蚊を叩き潰す毎日を送っているから、ふわふわの優しい毛を触りたい…(ダニとかいっぱいいるけどね…あんまり考えたくないけどこれが事実‥‥まぁ人間もそうだから一緒だね!)
「触ってみたい。」
「じゃあ、あ、あそこにインコに餌あげてるスタッフさんに言ってきて。」
「え、うんわかった。」
そして私は近くにいるインコに餌をあげている女の綺麗なスタッフさんのところにトコトコ。
私こういう風に喋りかけるの無理なんだよな…
でもできなかったら怒られるし‥‥
どうしよう…緊張する…なんか変な感じに思われたらいやだな…
PTAのお母さんと喋ったとき緊張しちゃって声滅茶苦茶ぶりっ子的になってしまってすごく恥ずかしくて二回目会ってそのお母さんと喋ったときお母さんは話しかけてはくれたけど初めての時よりも話しきるの速いし声のトーンは低いし仕方なくしゃべりかけた感が私の勘違いかもしれないけどある気がする‥‥二回目の私はおちつけおちつけ~ってずっと焦ってたからどんな声してたか私はわからない…
…ってことがあったからな~‥‥
でもやらなきゃ怒られる…
えぇ~い、ままよ!
「あの、すみません…ハムスター触ってみたくて…」
「お迎えご希望ですか?」
「はい…」
「分かりました。お母様など、いらっしゃいますか?」
「あ、はい。あそこに…」
「分かりました。どちらのハムスターにされますか?」
そして私はスタッフさんとジャンガリアンハムスターのケースの方へ。
「このジャンガリアンハムスターです。」
「かしこまりました。あちらの机に来ていただけますか?」
スタッフさんはジャンガリアンハムスターが入ったケースを持ち上げて、少し離れた机に置いた。
私がそこの机の椅子に座ると、
「あ、手の消毒だけ、いいですか?」
手に消毒液をかけられて、手にごしごし擦り付けた。
「では、鍵を開けていただいて…はい、そうですね。あ、あと寝起きなのでちょっと機嫌悪いかもしれません。すみません、私、すぐ左側にいるインコに餌をあげるので、あちらにいますね。何かあったらお声がけください。」
「は~い、ありがとうございま~す。」
ママが明るい声と笑顔で言った後に私に、
「触ってみな。」
「うん」
小鳥型の巣箱からハムちゃんの顔がのぞいて来て、頭を触ろうとしたけど、ぴゅって怖がってて、
やっぱ怖いよね‥‥
って思ったけど、後から家に帰ってハムスター用の本を読んだけど、上から触られたら…なんだっけ。
わかりやすくいったら、クレーンゲームで商品をとるみたいな感じ。
‥‥わかりやすい…?
上からハムスターを触ろうとしたりすると、大きい動物に上から捕まれる感じがして怖いんだって。
…反省。
そうだ、私の手のにおいをまずかがせるんだ。
ハムちゃんが、小鳥型の巣箱から顔をだしたときに、ハムちゃんの鼻の近くに手をそっと差し出したら、クンクンクンクンずっとにおいをかいでて可愛いなって思ったし、背中を私が触ったりしていっぱいかまってたのに、寝起きなのに、全然怒ったりしないから、偉いな~…
はぁ、今日も学校かぁ…
あ、千代にハムスター飼うってこと話そう!
千代と一緒に名前を決めたい!
雪乃が学校に来たら雪乃にも話して一緒に名前決めたいしハムスターのこと沢山話したいな。
自分事だけどね…
千代と雪乃なら一緒にハムスターの話してくれる子だから…
あ、乃愛にも‥‥話す?
うん。話そう…でも、千代と一緒にいたいよ…ね…
まずは、千代に‥‥
あ、千代と乃愛、二人で一緒にいる‥‥
別に、乃愛が嫌っていうわけじゃない。
二人の子の空気が嫌なんだよ‥‥
帰りは乃愛と一緒に帰っても帰り道分からないから千代と一緒に帰ろう。
そこで千代と一緒に帰る約束をして、学校の昇降口に行く階段を降りていたら、後ろに乃愛がいて、私だったら乃愛と千代が目の前に楽しそうに話していても邪魔かなって思って話しかけたりはしないけど、乃愛はそうじゃなくて、話しかけるし、千代と乃愛の二人しか分からない話をしてくる。
だから話に入りたくない。
だから嫌になる。
でも千代と私が二人しか分からない会話をしていたら乃愛は近づいてくるけど、「何の話してるのか分からないっ」って言葉に出してすぐに自分の席に行く。
それを言葉に出す意味がわからない。
いや、声に出す人も普通にいるのかな。
ただ私がいつも我慢しているだけで。
ただ、私と乃愛は性格が違うだけで。
今日の昼休み、乃愛と千代が動画のコンクールというのに二人で団体としてでるらしくて、夏休み中に二人で動画を一緒に作成してそれをコンクールに出してみるんだって。
二人でそういう話を、私の前でしてくるから。とくに乃愛は。
悪気があるわけではないと思うけど…多分。
乃愛が嫌いなわけじゃない。
でも乃愛の方がまだ楽な線にいると思う。
私はその線の反対側。
遠い遠い、遠いところにいる。
でも、たまに、私が立っている暗い見えそうで見えない居場所に、明かりが見える。
「楽」が見える。「悲しい」だけじゃない、「好き」が見える。
今日はいつも以上に、「好き」と「楽しい」があった。
いっぱい話したね。
帰りの会が始まる前もいっぱい話したね。
私が前に話した話を覚えてくれたね。
嬉しかったよ。
でも「嫉妬」もあった。
ののにちょっかいかけたり、ののと点数勝負したり。
ののに、絶対負けないから。
私。
好きだから。音弥の事。
私が友達関係で悩んでいることを千代に話すのは違うと思う。
乃愛に話すのも違うと思う。
他の友達には話したことはあるけど、話されたって、どう返せばいいかわからないよね。
でも自分的につらいよ。
千代も友達関係で困ったりしてる。
乃愛も。
美亜も。
…私も。
千代と乃愛の悩みなんて、自分や美亜の悩みに比べたら、これっぽっちな気がする。
失礼だけどね。
美亜は、もっとつらい。
美亜は、もっとつらい。
私じゃどうにもできない。
助けてあげたい。
でも私のことも助けてほしい。
(なんか文の最後いつもポエムみたいになってごめんなさい。なるべく控えるように努力しています。気持ち悪いので…
千代と乃愛もテラーノベルをやっていて、アカウント教えて~っていつもいってる。
教えてあげたい。
三人で共通の話題がほしい。
乃愛と千代と私で三人でいる時にいつも私は気を使って三人でわかる数少ない話題を出して頑張っているのに乃愛は私と千代と三人でいる時に千代と乃愛しか分からない話をする。
乃愛は自分がしているそういう行動に対しては、なんていうの…?「無」というか。
全然自分は気にしてないっていうか。
私を一人にするつもりはなかったって感じ。
こっちはすっごい気にしてるけどね。
こっちは三人で話す話題をつくってるのになんで乃愛は千代としか分からない話をするわけ?って感じ。
私だって嫌な気持ちなんだよ。
三人で話す話題が少ないなら作ろうよ。
私だって頑張ってるんだよ。
乃愛も、頑張ろうよ。
この今の状況を考えよう。
でも
乃愛は、いいのか。
それで。
そっか。
それでいいのか。
それで
乃愛は
いいんだね
コメント
3件
しおんさん、第3話読みました。「好きだから。音弥の事。」という一文に、静かに胸を打たれました。同時に、千代と乃愛の間に感じるあの独特な距離感、すごくリアルで、子供の頃の自分の記憶が蘇るようでした。ハムスターを迎える温かい場面と、教室での切ないもどかしさの対比が、しおんさんの複雑な心情を一層深く感じさせてくれます。この子なりに頑張ってるんだなって、すごく伝わってきました。続きが気になります。
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