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んへ好きです
もうね、うん、尊すぎ😇
ウワウワウワ尊い😭 br3はこうでなきゃ … 😆❤️🔥
三原色のつもりです
(brshk強め?)
キス表現有
それ以外はほのぼの
※knさん責められます
nkさん出てきます
設定(皆社会人です、あと同じ職場で働いています)
shk:初めはknのことが好き、あることがきっかけでbrの事も気になり始める brとは幼なじみ
br:shkのことが好き、shkとは幼なじみ あることからknを少しライバル視している
kn:shkのことが好き、nkとはズッ友 ズッ友のnkに対して心配性
nk:好きな人はいない、knとはズッ友 よくknと絡む
↑4人とも仲良しです
shkside.
ザーザーと雨の降る音が聞こえる
それを音を聞きながら今日もきんときのことをずっとみている
部長「きんときくん、君は本当によくやってくれるよ」
部長「これからも期待してるぞ」
kn「ありがとうございます!」
彼は仕事がよくできる
だからかよく部長に褒められることがある
俺ももう少しは仕事が出来たらな〜なんて思う
俺も全然ダメな訳では無いため、今日も定時で帰る
ザーザー
「雨強いな…」
「折り畳み傘持ってきてて良かった…」
この傘がなかったらずぶ濡れになってきっと風邪を引いていただろう
雨足強いから早く帰らないとなと思っていた時、きんときに声をかけられた
kn「シャケ〜」
「あ、きんとき!」
kn「最悪だよ…傘忘れた…」
「何やってんだよ笑」
これは一緒に帰れるチャンスなんじゃないのか?と思っていたがそうはいかない
kn「あれなかむじゃない?」
そこには傘もなく、雨に濡れているなかむの姿があった
kn「あいつ心配だなー…」
kn「風邪引いたらどうしよ…」
きんときはなかむに対してだけ、明らかに心配症だ
初めはズッ友だから、、と思っていたが、最近よくくっついているのを見て、両思いなんじゃないか?と思い始めてきた
だからかもしれない
「きんとき?良かったら俺の傘使う?」
kn「え!?いいの!?」
kn「でもシャケの傘が…」
「あ〜…俺2本持ってるから使っていいよ!」
「早くなかむのとこ行ってあげな!」
kn「まじ!?めっちゃ助かる!ありがとう!」
そう言い、ダッシュでなかむのところへと走り出した
きんときに気付いたなかむは嬉しそうに2人で相合傘をしていた
「いいんだこれで…いいんだ…」
雨に打ち消されたこの声はとても虚しく感じた
そしてきんときにバレないよう、大雨の中、何もささずに家へ向かった
knside.
「なかむ!」
nk「あ!きんとき!」
nk「傘入れてくれ!」
「逆に入って!風邪ひいちゃう」
nk「いや〜まじで助かった!」
nk「よく傘もってたな笑 俺忘れてたわ笑」
「いや、これシャケから借りたんだよね〜」
nk「まじ!?明日シャケに感謝しないと…」
「ってか一緒に帰ろうと思ったんだよね」
「さっきシャケがそこn…」
「あれ…?」
先程までいた姿が見えずに困惑している
nk「どうしたの?」
「いやッ…さっきまでシャケそこにいたのに…」
nk「先帰っちゃったんじゃない?」
「そっか…」
nk「ってか今日もう寒いから家泊めてくんね?」
「服とかはどうするの?」
nk「まあ同じ服でもいいよね〜」
nk「パジャマは借りるよ笑」
「しょうがないな笑」
すぐに姿を消したシャークんに違和感を覚えながら、なかむと一緒に俺の家へと向かった
次の日
nk「今日はシャケに傘返さないとね〜」
「ほんとに笑」
「シャークん様様だわ笑」
傘を返すためにシャークんを探しているが一向に見当たらない
「なかむー? シャークんしらない?」
nk「え、いないの?」
「いや、わかんない」
シャークんを探していると部長が入ってきた
部長「え〜、本日はシャークんが風邪で休みとのことなので誰か仕事終わったら書類とかを渡しに行ってくれないか?」
えぇ、休み!?
「おr…」
br「僕が行きますよ」
部長「お〜、ぶるーく行ってくれるか!」
br「はい、あとシャークんの分の仕事もやった方がいいですよね?」
部長「おう!よろしく頼む!」
部長「頼りになるな〜、ありがとう!」
br「いえいえ!」
ぶるーくが行くのか…
俺も行きたかったな…
シャークんが心配だ
早く治ってほしいな
brside.
まさかの今日、シャークんが休みなんて…
シャークんがいないとちっとも楽しくないよ〜!
まあでもシャークんの家行けるし?
看病しないと…
「終わった〜」
「早くシャークん家に行かないと…」
そう思い、ダッシュで会社を出た
シャークんの家にて
「シャークん〜?」
「鍵だけ開けてくれない?」
するとガチャという音とともに顔が少し青白くなっているシャークんが出てきた
shk「ぁ、ぶるーく…」
shk「わざわざごめんな…」
そう言いながら、シャークんは無理して笑う
「ううん、僕がきたくてきてるの」
「早くベッド行くよ?」
shk「うん…」
念の為、ゼリーとか冷えピタとか買ってきておいて良かった
まあ、今は必要なさそうだけど…
shk「迷惑、、かかっちゃったよな…」
皆にも、仕事にも、と付け足しながらベッドに寝転ぶシャークん
「迷惑なんかじゃないよ、皆心配してた」
shk「そっか、」
shk「情けないよな〜…俺…グスッ」
shk「あんなことだけで…(ボソッ)」
「ねぇシャークん、なんで風邪ひいちゃったの?」
今日の朝から僕はその事しか気になっていなかった
昔からシャークんはあまり風邪を引かないタイプだ
夜更かししすぎた日でも、次の日には隈を残しながら元気にしていた
幼なじみだからこそわかる
何かあったに違いない
「無理にとは言わないけどさ…」
「僕たちの仲じゃん…?」
「心配なんだよ…」
少し弱々しい声でそう言う
するとシャークんが
shk「実はね、昨日俺、馬鹿しちゃったんだ〜…ポロポロ」
泣きながら昨日あったことを説明してくれた
あの時のきんときはどんな気持ちだったんだろう
シャークんがきんときのことを好きと知ったからなのか、昨日のきんときの行動が気に入らなかったのか、僕からはイライラが止まらない
「そっか…辛かったね…」
shk「うんッ…グスッ」
shk「だからねッ、俺、ひとりで濡れて帰ってきたのッ」
shk「しかもねッ、もう全部が全部嫌になってたから…乾かすのも面倒くさくなっちゃって…ポロポロ」
泣いているシャークんを落ち着かせるようにぎゅっと抱き寄せる
「昨日は冷たくて、寂しかったよね」
「辛かったよね…」
抱きつかれて少し安心したのか、更に涙が出る
shk「うわぁぁぁん…ポロポロ」
shk「俺ッ、俺ッ…」
shk「昨日頑張ったよねッ…?ポロポロ」
「うんうん、偉いよシャークん」
「よく頑張ったね」
背中を撫でてやると、落ち着いたのか少しうとうとしている
shk「俺ッ、ぶるーくと幼なじみで良かったッ」
shk「ありがと、大好き」
そして彼は眠りについた
にへりと笑う彼はとても愛おしかった
ただ、”幼なじみ”ってとこが引っかかるな〜
「絶対に”俺”のものにしたい…」
小声でそう言い、彼の額にキスを1つ落とす
それにしても、なぜきんときはわかっていなかったのだろう
わざわざ2個も傘を持ってくる人なんてそうそういないのに…
ましてや、1個ですら持ってるシャークんは珍しいのに…
色んなことを考えていくうちにどんどんと怒りが溢れ出る
考えすぎる前に帰らないと…
「おやすみシャークん」
「いい夢見てね?」
“願わくば、僕の夢を”
帰るというメモを残し、家へ帰った
shkside.
「ん…」
温かい日差しが目に入る
「あれ、昨日…」
そうだ、ぶるーくが来てたんだ
全部話したんだった…
思い出すだけで涙が出そうになった
必死に堪えていると、枕元にあったメモが目に入った
「ぶるーくが残してくれたのかな?」
メモに目を通すと
シャークん寝たからもう帰るねっ!
いろいろと話してくれてありがと!
もしなんかあったりしたら僕に連絡して!
何があってもすっ飛んで行くから!笑
ゼリーとか、その他いろいろ冷蔵庫に入れて
あるから食べたい時に食べて!
ねぇシャークん、きんときのこと好きって言
ったけどさ…僕じゃダメ、かな…?
やっぱいいや、忘れて!
早く元気になりますように
ぶるーく
あいつなりの文章だな笑
やっぱり優しい
僕じゃダメかって…?
「、、、」
「カァァァァ///」
恥ずかしいこと書くな!///
ぶるーくはずっと幼なじみとしてしか見てこなかった
「考えてみても…いいのかな…//」
いろいろ考えすぎて、また熱が上がってきた
「今日も休むか〜」
「一応ぶるーくに連絡入れとこ」
shk『ぶるーく、俺今日も休むわ』
もうだいぶ遅い時間だったから既読はつかないと思っていたけど…
br『そっか!お大事にね!』
br『今日も家行くから鍵あけておいて!』
思ったよりも返信が早くて思わず笑ってしまう
shk『今日も来てくれるの?ありがとう 』
shk『じゃあ待ってるね!笑』
なんで今までぶるーくの良さに気付けなかったのだろう
彼はどれだけ俺の事を大事に思ってくれていたのだろう
嬉しくなり顔が赤くなる
「はぁ〜…寝ないと//」
そう言い目を閉じた
brside.
今日もシャークんが休むとの連絡が来た
連絡をくれたってことはメモ読んでくれたんだろうな〜
あの時は勢いで書いちゃったけど大丈夫だったかな…💦
じゃあ待ってるね!って、、、
可愛すぎだよ〜…
本当は今日も1人で行くつもりだったけど…
kn「ねぇぶるーく」
「どうしたの?きんとき」
kn「今日もシャケいないじゃん?」
kn「俺も、行っていい…?」
きんときもか〜
まあ、シャークんのこと話さなきゃだしいっか
「いいよ、僕も行くけどね」
kn「わかった!ありがとう!」
行けることが嬉しかったのかニコニコしてそう言う
僕がシャークんのことどれだけ愛してるか見せつけないと…
ま、こんなことがあったからひとりじゃないんだよね〜
まあでも、わからせるチャンスでしょ
この時の僕は少し嫌な顔をして笑っていたかもしれない
shkside.
「ふぁぁ〜、寝すぎた?」
「もう少しでぶるーくくるかな…」
そう思い鍵を開けに行く
「あ、ご飯食べてない」
朝ごはんを食べずに寝たからか、少しだけお腹がすいている
「えっと、冷蔵庫… 」
冷蔵庫には、昨日ぶるーくが買ってきてくれたゼリーなどが並ばれており、中が丁寧に整理されている
「ここまでやってくれんのかよ笑」
ありがたいな〜と思いながら、ゼリーに手を伸ばす
お腹が満たされたからか、また睡魔が襲ってくる
「少しだけなら…」
そう思い、もう一度ベッドに入った
knside.
br「じゃあ行こっか」
そういえば俺、シャケの家知らないな…
「ぶるーくシャケの家知ってるんだっけ?」
br「そりゃあ、幼なじみだからね」
「そっか…」
なんかずるいなと思ってしまった
俺の知らない昔のシャケをぶるーくは知ってるのか
心の奥が少しズキズキしたような気がした
結構時間が経った頃、シャークんの家に着いた
br「ここだよ」
「遠いんだね」
br「そうなんだよ、遠いんだよ…」
少し苦しそうな顔で言う
どうしたんだろう…
部屋に入るとシャークんはベッドで寝ていた
体調が悪い人に言うのはなんだけど、凄く可愛い
思わず声に出してしまったらしい
ぶるーくが
br「可愛い…ねぇ…」
少し深刻そうな顔をする
br「シャークん寝てるからちょうどいいや」
br「少し僕と喋らない?きんとき」
いつものふわふわした顔とは打って変わって、冗談抜きのような顔でこちらを見るぶるーくに思わず体が少し震えた
こんな圧あんのかよ、こいつ
「話って何?」
俺たちはシャークんの部屋でそのまま話す
br「昨日さ、僕シャークんの家行ったじゃん?」
「そうだね」
br「でね、なんで風邪引いたのか聞いたの」
それは普通に気になるな
br「あの雨の日、”傘ささずに帰った”んだって」
は…?
br「きんときなら意味わかるでしょ?」
「だってあの日は、傘2本あるってッ…」
本当にそう言っていた
傘をさしていない!?
どういうことだ…
するとぶるーくが口を開いた
br「嘘、ついたんだって」
“君のために”
俺のため…?
ますます意味がわからない
br「きんときが、傘さしてないなかむを心配して、思わず嘘までして貸したんだって」
br「ほんっと、馬鹿だよねぇ…」
そう言いながらも、割れ物を扱うかのような手でシャークんの頭をそっと撫でる
「でもなんで、嘘までしてッ…」
すると突然の大きな声で
br「きんときが好きなんだって」
br「なんで僕じゃないんだろ…(小声)」
寂しそうな顔でそう言う
シャークんが俺のことを好き!?
まさかそんな風に思ってくれてたなんて…
顔を少し赤らめていると
br「顔を赤くしてるところ悪いけどさ〜」
br「シャークんの気持ち考えたことあんの?」
br「昨日は本当に苦しそうに話してくれたな〜」
“寒かった”って
br「当たり前だよね〜」
br「だって、シャークんの家こんなに遠いんだもん」
はっ…!と冷や汗が首元に伝わる
つまり、あの日は俺となかむはシャークんから借りた傘をさして呑気に近い家へと向かってる途中、シャークんはこんな遠い家へと雨に降られながら帰ってきたんだ
「何やってんだよ、俺はッ…」
俺はたった今、この前した過ちに気付いた
いや、気付かされた
シャークんはどんだけ辛かっただろうか
好きなやつには見向きもされず、あんな寒い夜に1人…
br「やっと気付いた?」
br「って、なんできんときが泣いてんの」
俺の目からはドバドバと水が出てきていた
辛いのはシャークんの方なのに…
br「シャークんをこんな気持ちにするならさ、きんときには任せられないよ」
「任せる、任せられないの話じゃないよ」
「俺はもうこんな思いをさせない」
俺は強く決心した
br「はぁ、そう…」
俺にはお構い無しにシャークんの頬にキスを落とす
「なっ…!」
穏やかな笑顔でシャークんを撫でる
その手に応えるようにすりすりとぶるーくの手に頭を寄せる
凄く嬉しそうに…
あぁ、これが今の現状なのか
俺は本当に何をやっていたのだろう…
段々と自分に対するイライラが強くなっていた
シャークんはこんな俺を好きでいてくれたのに…
自分が不甲斐ない
そう思い、この場は一旦ぶるーくに任せようと、シャークんの家を出た
brside.
やっとわかってくれたかな…
ねぇシャークん、
早く僕を好きになってよ…
あの可愛らしい笑顔を僕だけに見せてよ
僕だったら絶対泣かせない
いや、絶対に”笑顔にできる”
だからお願い、早く目を覚まして…
僕のお願いに応えるかのようにシャークんは目を覚ます
shk「んぅ…」
shk「あれ?ぶるーく…」
「シャークんおはよニコッ」
shk「あ…ごめんっ」
shk「せっかく来てくれたのに…」
「ううん、大丈夫だよ?」
だって可愛いシャークんが見れたからね
「明日は会社来れそう?」
shk「うんっ!ぶるーくのおかげで!」
僕のおかげね…
「なら良かった、嬉しいよ」
shk「えへへっ///」
まだ寝起きでぽやぽやしているのか、少し照れた表情を見せる
彼はやっぱり昔から変わらない
僕は今でも覚えてるよ、シャークん
あの時、僕の生きる意味となった愛しいシャークんを
雨の日にふと考えついたやつです
過去一で長くなった…(約7000文字)
knshk要素少なかったので、好評の場合、後日談として三原色が付き合ったあとの話書きます
(まあ、ほぼ確定で書くと思います)
たくさんのいいね、コメント、お待ちしております
お疲れ様でした