「(此処が百鬼学園島かぁ..東京から船に乗ること十時間…)」
「流石に遠かったなぁ…」
桜舞う4月の新学期
僕は憧れの教師になった(?)
トボトボとこれから勤めることになった百鬼学園へ向かう。
すると数分歩いたところだろうか、頂上のでっか建物が見えてきた。
恐らくあれが学園だろう。
心情は憂鬱半分期待半分といったところだ。
….と。言うのも親が勝手に決めたからであり、本音を言うと来たくなかった。
理由は色々あるが…
まあ、もう嘆いてもしょうがないから行くことにしたのだ。
「…というか百鬼学園の制服ってセーラー服なんだ」
実は僕はセーラー服好きなのだ。
一応言うが、セーラー服が好きなだけで女子は好きではない。僕は紳士な男だからね!
といい思いながら百鬼学園へそそくさと行く。
「(学校のパンフレット..セーラー見たら少しだけやる気が出てきたな…)」
ドンッ
肩になにか違和感が生じた。誰かとぶつかってしまったようだ。
素直に謝ろうと、ぶつかってしまった相手を見た…はずだった。
「いってぇな」
…終わった。不良だ。なんて不運なんだ。と自分の運の無さに頭を悩める。
でも彼らはどんなことお構い無しに、言葉を続けた。
「これは骨折したなぁ」
「慰謝料よこせ!50万」
「(いや50万はぼったくりすぎでは?!)」
つい心の中で総ツッコミしてしまう。
「うるせぇ!心の声地味に聞こえてるぞ!粉砕骨折したぞ!」
猫耳の生えた青年と黒髪の男性が言い迫る、
《僕の心も粉砕骨折したよ!!》…と今すぐに言ってやりたいが無理だ。
どうせそんなことを言っても無駄だ。
「おい!なんか言えよ!」
「ヒッ…その…ご、ごめんなさ」
「聞こえねぇなぁ?」
先程よりも大きな声で言いつける。
「ぁう…ご、ごめんないさいって…言ってるじゃん!」
ボォッ
すると突然僕の首元を掴んでいた黒髪の男の子が急に燃え、アフロ頭になってしまった。
「んぇ!?…あ、え、…さ、さいなら….」
突然なことに僕も黒髪と猫耳の生えた男性達も驚いた。
その隙をつき、驚きをすぐさま引っこめ全速力で走り去った。
ああ最悪だ。なんて不運なんだろう。
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だもう帰りたい。でも今帰ると親からなんて言われるだろうか。
°*🌻──𖧷──𖧷──𖧷──🌻*゜
いったんここで終了(。⌓°꒷꒦⎞
3話目はもっと早く出せるよう頑張ります🔥
コメント
2件
続き楽しみです(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)
神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神控えめに言うと神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神やね。