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  見慣れない白い天井 、 床 、 壁  。

  それに反して見慣れている5人の男達  。

百 「 ん 、 こ こ 、 ど こ 、 ? 」

  目を擦りながら辺りを見回す  。

  ほかにメンバーがいるだけで 、 何も無いこの部屋は不気味とも思えた  。

  俺だけしか起きていない  。  起きる前に何とか逃げ出す方法を考えなければ  。

  立ち上がると体がズキリと痛んだ  。

  床で寝ていたからだろうか 、 それにしてもこんな事をしてきた者は誰なのだろうか  。

  これで活動が止まり問題になったらどう責任を取ってくれる  ??

  もしもメンバーの誰かが怪我をしていたら  。

  そんな事を考えながら  、  部屋を捜索してみる  。

百 「 や っ ぱ 、 何 も な い か 、 」

  分かってはいたけれど  。  どこかで出られるのでは無いかという希望があった  。

  その希望を失った今 、 最悪の未来しか考えられない俺は頭が真っ白になった  。

藐 「 ん 、、 ど こ だ 、 こ こ 。 」

  頭を掻きながら起き上がる藐  。

百 「 ん ぁ 、 藐 、 !! 」

  おはよ 、 と今言う必要があるか分からない台詞を述べる  。

  藐も俺と同様 、 この部屋に疑問を持ちながら座り 、 首を傾けた  。

藐 「 御 前 、 何 か 企 ん で ん の ?? 」

  怪訝そうに見つめる藐  。

  いや ヾ 、 俺が何かしてたらここに俺がいるわけないでしょーが  。

百 「 な 訳 な い や ん 、 w 俺 も さ っ き 起 き た と こ 。 」

  んは 、 と笑って不安が積もる自身を落ち着かせるように微笑んだ  。

  他の4人は今も気持ちよさそうにすや ヾ と寝ている  。

  起こすべきなのだろうか  、  起きた方が案が増えるかもしれない  。

  そう考え起こすことにした  。

百 「 他 の メ ン バ ー 起 こ そ っ か 、 w 」

  藐も軽く頷いて 、 ちょん ヾ と並びあっている黈と瑞に指でつついた  。

  此方も藐と同様 、 赫と翠に優しく撫でて起こす  。

瑞 「 後 5 ふ ん 〜 、、 」

黈 「 、 お れ 、 も 、 」

藐 「 駄 目 に 決 ま っ て ん だ ろ 」

  無理やり2人の体を起こす藐  。

  あまりの無理やりさに少しくす 、 と笑ってしまった  。

翠 「 ま だ 、 朝 じ ャ な ぃ 、 」

赫 「 、、 」

  目を瞑って寝言を呟く翠と 、 全く起きる気配のない赫  。

百 「 ほ ら ヾ 、 起 き て 〜 w 」

  2人の脇腹を軽く擽った  。

翠 「 ふ ふ 、 w 」

赫 「 ッ ち ょ 、 w 」

  2人共目を覚ましたようだ  。  

  まだ寝ぼけている黈と翠 、 もうしっかり目を覚ました瑞 、 起こされた為か不機嫌な赫  。

  いつものメンバーだ  。

  何か壁にぶつかってもこの6人で居ればなんとかなる  。

  今回も 、 そう思っていた  。

  だ が 、 其 れ は 叶 わ ナ ゐ 鴨 し レ 那 ィ  ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎

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