夢を叶えれた人は、そこでやり遂げた感じを残して次の目標に向かいます。しかし、その夢の「奥深く」まで探究しないと、出会えなかったものもあるのです。
これは、僕が大学時代に体験した「不思議な子ども達」との物語です。
2016年、僕、「飯盛龍鬼」は中学校で素晴らしい教師の生徒になった。
特に授業の仕方がとても上手で、その時、僕の将来の夢が決まった。
僕も、この先生のように授業をしてみたい!
そう思い、僕は勉強に励んだ。
高校も良い成績を残し、大学もいいところに入った。
でも、僕には弱点があった。
僕は、1人で勉強をしてきたから、人との交流が少なかった。
いつしか、まともな会話相手は全くと言ってもいいほど居なくなっていた。
当時はそれでもいいと思っていたけど、教師という夢を追いかける中、
会話が苦手は大問題だった。
2020年とある日
飯盛「くそ〜、またダメだった。」
「やっぱり、人の前だと喋るのが難しい。」
「こんなんじゃ、教師になれないよ・・」
正直、諦めかけていた。
まだ大学一年目でも、わかっていた。
人との交流は難しい。うまく喋れない。
とぼとぼしながら、アパート「アイリス」に向かう。
上京して、1人で静かに暮らせるところはここしかなかった。
階段を登り、203号室に入る。
半年暮らして、もうなれた錆びたドアの匂い、隣から聞こえるテレビの音。
こんな状況じゃ、こんなのを相手にしている場合じゃなかった。
ガチャ。
飯盛「ふぅ・・ただいま〜。・・ふっ、なんて・・・・」
?「おかえり〜」
飯盛「・・・・え?」
この部屋に、誰かいる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!