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10 - 王子様の隣には💛💜

♥

151

2023年05月05日

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深澤辰哉くん!お誕生日おめでとうー!!


もうサーティーワンだね!!!

信じられない、、


これからもたっくさんいじられてください‼️w 




王子様の隣にはお姫様

その言葉はよく絵本とかのお話で言われる言葉だろう。


でも、そんなこと誰が決めたの?


王子様の隣に王子様でもいいでしょ!!



辰哉視点

これは5年以上前の話。


俺と大事な人とのお話だ。


俺は〇〇王国の国王


王国では大事な人物


本当なら他の国の女王と結婚し、幸せに過ごして終わるはずの人生だった


でも、そんな絵本に書いたような人生なわけがないでしょ



あるとき俺は、恋をしてしまった


もうすぐお見合いがあると言うのに。


その時の話をしよう。


辰 「嫌だ!やめて、!」


? 「辞めるわけないじゃん」


辰 「いやっ!」


そいつが手を挙げようとして咄嗟に目をつぶってしまった。


でも、痛みを感じなかった


そして目を開けたら


誰かが俺を守ってくれていた


こんなことは初めて。


小さい頃、国王だからって周りのみんなから嫌な目で見られてきた


照 「大丈夫?」


照 「怪我はないかい?」


辰 「、、大丈夫、」


照 「よかった」ニコッ


その瞬間俺は惚れた


その綺麗な笑顔と初めての優しさに


人は簡単に恋をしてしまう、そう思った


照 「暴力はダメなんじゃねぇの?」


? 「そいつが、!!」


照 「理由があったって暴力はダメなんだよ」


? 「なんなんだよ!どいつもこいつも」


そんな事をいって男は去って行った


照 「たてる?」


辰 「ん、」


照 「理由は聞かないけど気をつけてね」


照 「じゃあ、俺はこれで」


辰 「あ、あの、」


照 「ん?」


辰 「名前教えて!!」


照 「俺は岩本照っていうの君は?」


辰 「深澤辰哉、!」


照 「辰哉か、可愛い名前だね。」


その時俺は思った


なんて素敵な人なんだろう。


笑顔で人を明るくさせるような人だ。


俺はそんな人が羨ましかった


俺は昔から国王だからと言っていじめられた


「国王のくせに」


「どっかいけよ、」


などと


辛かった。逃げたかった


でも、俺は照に会うために生まれたのかもしれない


そう思っていた


照と会って月日が経ち


とても仲良くなった頃


辰 「照!俺照がすき、」


照 「両思いだね、」


辰 「!」


照 「俺も辰哉がすきだよ、」



今までで一番嬉しかった。


嬉しすぎて照の前で泣いてしまった


照 「辰哉大丈夫、?辛いことでもあった?」


辰 「違うの、嬉しいの」





そして、お付き合いしてることを両親に言おうとなった。


俺はずっと反対されそうだと思い不安だった


母 「あら!おめでとう!」


父 「いい人がいてよかったな、」


辰 「否定しないの?」


母 「辰哉が決めた人を否定するわけないじゃない」


辰 「ありがとう、お父さんお母さん」




そんなこともあり


俺たちは結婚した


照 「俺と幸せな家庭を作っていただけませんか?」


辰 「もちろんです」




現在

それから5年以上が経ち、俺のお腹には新しい命


照 「この子のためにも一緒に頑張ろうね」


辰 「そうだね、ありがとうパパ」



真 「んんぅ、、」


辰 「パパー!まいが起きたー!!」


照 「まじ!今行く!!」


他の人からすれば男同士はおかしいかもしれないでも、好きになったのがたまたま男だった

それだけのことだ


俺にとっては


子供と照と一緒にいるの


『一番の幸せ』


そう思えた


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