コメント
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良かった~やっと言えたんだ
私よりも不幸せな人がいたら会ってみたい。もし居たとしてもその人は
もう自ら命を経ってしまっているのではないか
そうとしか考えられない。
タッタッタッタッ
バタン
ゾム:「言ってきた」
ゾム:「色々」
花:「?!」
ドア付近にいた花をのかすようにしてゾムさんが入ってきた。
らっだぁ:「腕みして??」
桃:「…え」
無理やりカーディガンの袖をめくられ、そこに現れたのは私のボロボロな腕だった。
もうあんま痛くないけど、
包帯が1箇所に巻かれてある。
ゾム:「親?」
もう何もかもどうでも良くなたった。
らっだぁとぴくとの心が強すぎて。
2人がいれば誰にでも勝てると思えた。
『もう、いいか…』──────
心のどこかで自分がそう言った。
我慢して、苦しんで
1人で抱え込むのを辞めようと思えた。
桃:「殴られて蹴られて苦しかった」
桃:「私は何も出来なかったの」
桃:「花に権力を全て奪い取られて」
桃:「生徒会にもボコされて」
桃:「私の安置なんてなくて」
桃:「でも死ぬのは悔しくて」
気づけば大粒の涙が頬をつたり、
目の前が滲んだ。
それでも皆が苦しい顔をしてるのは分かった。
らっだぁ:「市役所に、被害届だしとく?」
ぴくと:「手伝うよ」
花:「……」
『もう大丈夫』