今回は僕の実体験を元にした冬彰で御座います。
実体験と言うか、感性と言うか、って言う感じです。
感性では無く実体験は少し前の物ですが、
冬弥と彰人は交際関係に有ります。
冬彰と言っても要素は薄いです。
不穏だったり、嘔吐だったり、首絞めだったり色々有ります。注意を。
それでも良ければ是非。
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オレは中々人を信用することが出来ない。
オレを褒めてる彼奴ももしかしたら裏では悪口を言ってんじゃねぇか。とか。
オレとよくしてくれてる彼奴ももしかしたらオレの愚痴を溜めてるんじゃねぇのか。とか。
オレを好きと言ってても本心は違うんじゃないか。とか。
今は仲良くてもいつか突然オレの傍から消えちゃうんじゃないか。とか。
信用が出来ない。何処までも。
仲間も、友達も、家族も、
恋人も。
オレは愛してる。ずっと、ずっーと、
けど、信用が出来ない。
今の恋人にオレは、オレから告白して、付き合った。相手は同性だ。同じ男。そんな奴からの告白を彼奴は受けてくれた。
相手と付き合ってる間オレはずっと、この幸せに浸っていたいと思った。ずっと、けど、オレは彼奴より劣っていた。
にこにこ笑ってても本音は泣いて、怒って、そんな事をずっと抱えてた。
少しだけ身内には本心をさらけ出しても、本当の本心は出せない。
嫌われるから。
ゼッテェ、逃げられる。
こんな自己嫌悪になってるオレも更に、もっと、もっと嫌いだ、本当に、もう。無理だ。
🥞「気持ちわりぃ、」
🥞「ホント、無理だ」
🥞「死にてぇ、本当に」
ホントに無理だ。死にたい。自分の家すら居心地が悪い。
家族だってオレに死を望んでるだろう。 オレは要らない存在だ。誰だって望んでない。要らない子。悪い子。
🥞「彼奴がオレの事をすき…そんな事は嘘に決まってる。」
彼奴はいつも笑顔でオレを見てくれる。オレは好きな人を聞かれる度に笑顔で嘘吐いてた。好きな人なんて居ねぇって。
けど、彼奴には話してしまった。居る。って。彼奴は凄く興味津々で聞いて来た。そしてオレはある日靴箱で話した。
🥞「なぁ、冬弥。」
☕「、? 何だ?」
🥞「オレ、前好きな奴居るって話したろ?」
☕「嗚呼。そうだな、それがどうしたんだ?」
🥞「 … … 、 オレが好きな奴は、 」
『 御前だよ 』
オレはそう、彼奴の背中にくっつき、囁くように話した。その後パって離れた。彼奴は、冬弥は驚いた様な、愕然としているような、そんな顔をしていた。
同性に好かれて気持ちわりぃ訳がねぇ、当たり前だ。
☕「…済まない、考えさせてくれ、」
そう言って冬弥は校舎を出た。オレもその後に続いて出た。その日のオレと冬弥の帰り道は悲惨なものだった。ほぼ会話もせず無言で帰った。
その日はイベント後で練習も無く、それ以降顔も合わせなかった。
休日の練習は申し訳ねぇけど杏とこはねに連絡入れて休んだ。冬弥と話す気にはなれなかった。
この時オレは杏とこはねに嫌に思われてんだろうな。とか、面倒臭い。とか、やる気のないやつ。とかそんなことを思われてるんだろうな、って考えてた。
そんな事を考える自分に吐く。気持ち悪い。落ち着かない。
死にたい。逃げたい。もう嫌だ。
🥞「は、はは…、」
オレは自分の首へ手を持ってった。そして何度も。何度も何度も自分の首を絞めた。けど、死ぬ事は出来ない。自分の脳が阻止する。ロープでやればかんたんだろう。だが、ロープなんてオレの部屋には無い。
オレは吐くだけで終わった。
また新しい週が始まった。
オレはこの事を人に話すことすら出来ない。した所で嫌われるだけ。
靴箱で冬弥にあった。オレはスルーしようとするが冬弥から声をかけて来た。
☕「 … 、彰人。」
🥞「 …… なんだよ。」
☕「放課後。校舎裏に来てくれ。」
🥞「 … おう。」
そんなホント少しの会話。きっとあの事だろう。そんな事を考える。その日はとても時間の流れが早かった。すぐ放課後になりオレは校舎裏へと行く。
🥞「っ、もう居たのか、」
☕「嗚呼。」
冬弥はオレと違って優秀。歌も上手いし見た目もいい。そして頭も良いなんでもオレより優秀だ。
☕「先日の事なんだが、」
先日の事。それはきっと靴箱の事だろう。
☕「俺は彰人が良ければ付き合いたい。」
🥞「い…のか、?」
☕「嗚呼。」
冬弥はいつもと変わらない笑顔でオレを迎えてくれた。
その優しさがオレに刺さる。
この出来事が今に至るまでにあったこと。
改めて思う。冬弥はきっと無理をしている。
オレとつるむこと。オレと関係を持っていること。全て、全てに。
冬弥だけじゃなくて杏やこはね、絵名とか母さん。みんな。
オレを嫌ってる。
嫌ってる?なんて人に聞くことが出来るものか。
そんな事を聞いても病みアピとかウザイだとかキモイだとかしか思われない。同性だ。しかも。話せるわけが無い。もう、ホント、無理だ。
🥞「…涙が出てきた。」
無意識のうちに出ていた涙。
辛い。
けどオレより辛いやつはいっぱいいる。けどどうしても比べてしまう。オレが辛いんじゃないかって。比べるもんでもねぇのに。
触れられたくねぇもん触れられて、気にしねぇようにしても心が抉られる。
オレは笑顔で笑って大丈夫だって伝える。母さんだって辛い。絵名だって辛い。ずっと見てたから。
今。オレは歌を褒められてる。それは嬉しい。けど周りはもっとすげぇ奴がいる。オレは霞む。
オレは可笑しい。我儘の塊だ。
冬弥にも愛されたい。好きな事を褒められたい。2つも願う。どれ程オレは我儘なのか。
ある日冬弥から聞きたくない言葉を聞かされた。
☕「俺が別れると言ったら、彰人はどうする。」
また心が抉られた気がした。聞きたくなかった。御前から、その言葉は。
🥞「潔く諦めて御前の幸せを祈るだけに決まってんだろ?その言葉は少なくとも御前が望んでる事なんだからな。」
愛してるからこそ。オレはそうする。けど、あんな。別れるかもしれない言葉を話された時、これこそ愛想をつかされたんだと思った 。
オレはその日もまた首を絞めた。死ねない無駄な行為。
決意が足りない。オレの行為。
最近思う。オレは昼だとまだ正常だ。ちゃんと考えて笑顔で、泣かないで、いいオレで居れる。
夜は不安定になる。情緒も、性格も何もかも。
気持ち悪くて仕方がない。
吐き気がする。
冬弥のことをずっと考える。深く、深く考えてしまう。
愛してるからこそ。
オレは考えている。同性のオレと付き合ってると彼奴に迷惑がかかるんじゃねぇかって。
世間で見ると未だに同性で付き合うのは可笑しいだろう。好きなのに。
話せない。夜だと来んな事を考えるのに昼だと考えが変わる。
こんなオレが本当に嫌い。
冬弥はオレの事が好きだろうか?
オレは冬弥が大好きだ。けど、オレは人が苦手で嫌いだ。
勿論自分の事も。
冬弥は最近他の奴らと話すことが多い。
オレの冬弥なのに。
オレと付き合ってんのに。
なんでだよ。
今くらいは愛せよちゃんと。
なんで。
本当に。
なんでだよ。
本当に夜のオレは可笑しい。夜にやった行動を昼のオレが改めて振り返ると何も考えてない。無駄な行動。
申し訳ないですが 、 胸糞悪いと思いますがやる気が無くなったので此処で〆 。
これ以上書くかは分かりません 。
気分が向いたらこっからは創作で書きましょう 。
コメント
2件
今回も良かったよ🥹💓あんまり無理しないでね😔😔