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『君が生きていれば、それでいい。』
第5話【二人で一緒に】
黎「一緒に……死ぬ?」
空「は?君、 な、何言ってんの……?」
黎「確かに、空の気持ちは全部理解できないけど……俺も、もうこんな世界には疲れきってんだ」
黎は袖をまくった。
そこには、隠していた傷跡があった。
空「そ、それ……」
黎「うん。俺も、いじめられててね。親にも酷いことをされてる」
黎「また怒られちゃうかもだけど……俺たち、似たもの同士なんだよね」
空「……なんで、言わなかったの?」
黎「なんでって……んー、分かんない! 笑」
黎「でも、言ったらなんか……空との関係が、大きく変わる気がしてさ」
黎「だから、言えなかったんだ」
空「……ご、ごめん。僕、き、、黎の気持ち……何も考えてなかった」
黎「ん? あー、別に平気だよ」
黎「だからさ……」
黎は、柵の向こうにたった。
黎「早く行こう」
空「……うん」
僕も黎の隣に立った。
黎が僕の手を握る。
黎「俺たちは、いつでも一緒だからな!地獄に行こうだろうと天国に行こうだろうと、二人でいれば無敵だ!」
僕は、この時嬉しかった。
そして、その言葉を最後に、僕たちは――。
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夜神 虚
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葵 だざむ🤕🍷
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コメント
1件
東名 空 さん、第5話読みました…!😭💔 黎くんの傷跡の告白、めちゃくちゃ胸に来た…「似たもの同士」って言えたの、本当に勇気いっただろうな。そんで柵の向こうに立って手を握る展開、美しすぎて辛すぎて言葉にならないよ…「二人でいれば無敵」って台詞、心に刺さった。どうかどうか救いがあってほしいって祈るような気持ちで続き待ってます…!!