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何より大切なのは私の命では無い。
あの方の為ならばこの命ですら惜しくは無い。
彼は、あぁ…その名を口にするのも恐れ多い。
私の主神。
貴方様の為であればたとえこの手を汚す事になろうと構わない。
しかし貴方様はおおいに寛容で。
どんな無礼者でもその御心が穏やかな内は見逃される。
けれど私は許せない。これ程までにお優しい聖人に敬語も使え無い様な輩が存在するなら私は…その存在ごと抹消してしまいたい。
だけど貴方様は私に「そんな事しなくて良い」と仰せられた。
有り難いお言葉だという思いと同時に、凄く悲しい雨が降る。
何故…それ程までにお優しいのか……
貴方様さえ居れば、この世に人間など居なくて良いのに 。
そう思ってしまう私をお許しください。
親愛なる我が身心の主神。