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あの日の出来事から僕のヒート周期になると現れて解消するのが日常になった。しかし、回数を重ねるごとにソウジが僕に会いに来る回数も増えるようになった。僕はけしてソウジのΩグループに属してないし友達でもない。ただ、男のΩが珍しいと思い、ただ会いに来ているだけど思っていた。大学生活最後のヒートを迎え、卒業と同時にソウジの目の前から消えた。
(大学生活は特に思い出なかったけど、この子のおかげでほんの少しソウジとの関わりを持つことができたのかな?)
ヒナと共に暮らしているナツキは卒業してから少しして生まれた僕とソウジとの子だ
考えているうちにアパートに着いたがその目の前に見知らぬ車が止まっていた。何かに気づいたのか車から人が下りてきた。
「すみません、ヒナさんと言う方ご存知ですか?今、探してまして…」
「えっと、僕ですがどうしましたか?」
「あぁ、あなたでしたか。申し訳ないのですが、今から私達に付いてきてもらえませんか?」
「でも、小さい子がいるので…」
「はい、それをわかっている上で社長は誘っていますので」
(僕そんな人と友達だったっけ?)
それからは、流れるように車に乗せられ目的の場所に着いたのか、「しばらくお待ち下さい」と言われ待つこととなった。
(まず、僕と関わったヒトって少ないのに知らなかったてことは、ずっと秘密にしてたのかな…?)
「失礼します、この方があなたに会いたかった人です」
開いた扉の方を見るとそこにはよく知っている人だった
「久しぶりだな、ヒナ」
「ソ、ソウジ…」
今まで逃げてきたものに会ってしまった
はいっ、相変わらず時間系列がゴチャゴチャ
どうにかなんないかね
以上