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ーRYUKI視点ー
「うぅ…、泣」
今おれが泣くのはおかしいってわかってる
でもたっくんに突き放されたのは初めてだった
“帰って欲しい”なんて言われたのは初めてだった
おれは今まで好きな人というものが出来たことがなかった
なんとなく付き合ってた人はいたけど多分“好き”ではなかった
こんなに好きになったのはたっくんが初めて
おれは今めっちゃ怖い、
この事でたっくんがおれから離れたらどうしよう
それがめちゃくちゃ怖かった
おれとたっくんが同じ気持ちってことでいいん…、?
まだ理解が追いつかない
今たっくん何してるんかなー、
ーTAKUTO視点ー
「何があったんか言いにくいんやったら別にいいんやで…、?」
「ぃ、や大丈夫…、言うよ、聞いて欲しい…、、」
「ほなもうちょい落ち着いたら聞かせてや、な?」
「うん…っ、ありがと、」
*
「どうや?落ち着いたか…?」
「うん話すまた泣いたらごめん、」
「いいんやで、いつ泣いても!! いつも我慢しすぎやねん、今日ぐらい泣きわめけ!」
「ありがと、笑」
「あのね、、、、」
おれはせいととりゅうきが抱き合ってたこと、
そのことでりゅうきはせいとにうつったんじゃないかって思ってること
口が滑ってすきって言ってそれを誤魔化したこと、
さっき、キスしちゃったこと 、 泣くのを我慢して全て話した。
「なる、ほどなー、、色んなことがあったんやなァ、、全然聞いてやれんくてごめんな…、」
「それは大丈夫、まずおれがりゅうき呼んだりしてたし…、」
「あんな、これだけは言わせて。何もお前のせいじゃないからな?」
「え、?」
「この前りゅうきが相談聞いて欲しい言うからちょっとだけ聞いてん」
「そう、だったんだ…、?え、いつ…、?」
「たっくんの家で呑む前コンビ二行ったやん?そん時」
「あー、もしかしておれがトイレ行った時?あの時りゅうきちょっと変だったもんね」
「そうそうあいつほんま顔に出やすいよなー笑」
「で何聞いたの…、 ?」
「あーちょっと短い間やったけど、そのーたっくんからも出た、せいとに慰めてもらったの話」
「あーそれね、」
「そん時にたっくん怒らしてもーたとか慰める時のハグって普通ちゃうん?とか結構聞いたで」
「でなんて答えたの…、?」
「怒らしたことはちゃんと本人になんでか聞きやって言うたし慰める時のハグは普通ちゃう?って言った。」
「そっか…やっぱ普通だったんだ…、」
「その後も、よかったって顔しとったで。あいつなりにちゃんとたっくんのこと好きやと思うで。慰めのハグ普通ちゃうか聞いたのたっくんなん?」
「そう、おれ、慰める時にハグとかしたこともしてもらったこともないからちょっとびっくりして…」
「そーやったんかまあそらしゃーないわ」
「まだ俺の事ちゃんと好きでいてくれてたのかな…、、そうだとしたらりゅうきの事不安にさせてたかな…、」
「そーかもしれへんな、
………あのさ、、キスしたこと詳しく聞いてもええ、?」
そっか、
さっき“咄嗟にキスした”としか話してなかったな
ちゃんと泣かずに言えるかな、
でもかいりゅうにはちゃんと話したい
いつも相談聞いてくれてたから
ちゃんと話す、
「まずかいりゅうが来る前まで普通に寝てた」
「おんそれは知ってるひっどいやつやわ〜ほんま笑」
「ごめん、笑
それでね、その時起きたらりゅうきの腕掴んでて」
「えたっくんが?」
「そうそれをなんでか聞こうとしたらかいりゅうが来てね、」
「そんで…?」
「かいりゅうのためにも、と思って帰らせようと思ったんだけど、なんか帰ってほしくなくて…、」
「めっちゃ好きやん、、…、それで、? 」
「帰るかまだここにいるか教えてって言ったらかいりゅうになんの相談するか聞かれてなんで気になるのか聞いたら“まだここにいたいもん”って言われて…、」
「それはえぐいな、おれもやばいかも…、」
「え…、?」
「あごめんこっちの話やそんで?」
「あーと、じゃあ、ここにいてって言ってかいりゅうの方に逃げたそこまではまだ耐えれたんだよ、?」
そう、そこまではまだ耐えれた、
逃げたから…、
「そのあとかいりゅうが俺の作ったご飯美味そうって話の時、りゅうきが急に“たっくんのご飯美味しいよ”って言ってくれたでしょ、?」
「うんそうやったな」
「そんな事言わないでって言ったら“かいりゅうの二人で盛り上がってるのムカついた”って言われて、さっきの“ここにいたいもん”もあったから咄嗟に動いてて、いつの間にか…、って感じ、、、」
「やばいな、それは…、」
「嫌われてたらどうしようって…、」
「もしたっくんの言ってるとおり、りゅうきがせいとにうつってるんやったら嫌われてる可能性あるかもやけど、俺が思ってるように2人が同じ気持ちならお互いちょっと傷ついてるんちゃう?どちらにせよ今このままにしてたら何も解決せーへんで、?」
「そっ、かそうだよね…、もしりゅうきがおれのこと好きでいてくれてるなら、今、会いに行かないとっ…、」
「そうや、行ってこい…っ!」
「ありがとかいりゅう…、っ
このモヤモヤ消してくる…っ、 」
ガチャッ
バタンッ
「頑張ってこいよ、、」
第9話「相談」 END
コメント
1件
お疲れさま、ℳさん。第9話読みました。 RYUKIくんの「たっくんに突き放されたのが初めてだった」って不安、すごく伝わってきた。あの「帰ってほしい」の一言がどれだけ重かったか……。一方でTAKUTOくんがかいりゅうに全部打ち明ける場面も胸にくるものがあって。かいりゅうの「何もお前のせいじゃない」は、あそこで言ってもらえて本当に良かったなと思いました。 「二人が同じ気持ちならお互いちょっと傷ついてる」という言葉が、今の状況を的確に表していて、なるほどなと。“このモヤモヤ消してくる”で飛び出していったTAKUTOくん、どうかちゃんと話が通じますように。ラストの「頑張ってこいよ」が優しくて、余韻に浸ってます。続きが待ち遠しいです。