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「………国見?
国見ちゃん?」
「……え…。、」
彼は静かにこちらを向いた。
不自然な表情だった。
「‥誰…ですか?」
「‥‥‥‥‥‥‥‥‥え?」
冗談だよね?なわけないよね?
な────。
「──おそらく記憶障害です。」
「‥‥ですか。。」
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─記憶障害─
自分が過去に体験した出来事について記憶が抜け落ちてしまう。
覚えていたことが思い出せない、失語など の症状がみられる。
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「‥ごめんね‥。」
酷い目に合わせて、記憶が抜け落ちて、、。
でも──
「─俺の名前は及川徹!
俺が毎日記憶を作るから!
その記憶を忘れてもまた作ってみせるか ら、
俺のことを忘れても、思い出させるから─
─ 待っててね。」
そう決心した。
「……ありがとうございます(笑)。」
彼の笑顔は なにも変わりなかった。
1ヶ月後、国見ちゃんはリハビリとかいろいろ終えて退院。
お母ちゃんはなんか、
「英くん一人ってあれだから、付き添ってあげなさい☆」って。
国見ちゃんの母さんは勿論承知した。
「ここだよ。国見ちゃんの家。」
ここなんだ‥。
「‥ここですか。」
自分の家をそう言う人始めてだ‥。
あっという間に夜
「‥なにか食べたい物ある?」
「‥‥ん~~~~。」
そっか、失語しちゃってるんだ。
「じゃぁ、なんか作るよ。」
カタコトで
「あ、え、ありがとうございます。」
言った。
…カレーでも作っとくか。
ゴツゴツゴツ(煮込んでる音(?))
国見ちゃんのお母さんが戻ってくるまでここに泊まるのか…。
ん?待てよ。つまりしばらく一緒‥?
え、あ、ヤバい。
「できたよー!」
「わぁ✨お、おいしそう。」
「でっしょー?」
俺なりにできた気がする。
前作ったやつなんか姉に「オエッ」って言われたし。
『いただきます。』
「モグモグ」
「どう?おいしい?」
なんか、お母さんみたいだな‥。
「はい、お、おいしいです(笑)」
「よかったぁ。!」
ホッとした。
「なんか、し、ひ、幸せ‥っていうか、なんて言うんでしたっけ‥。」
俺は 笑顔の君を見てるだけで幸せだよ。
“”皆“”も同じだよね。
だから、ずっと笑い続けてね─。
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ここからこの物語始まりです。
あらすじが長ーんだよ。ごめんなさい。
6話からってねww
あのちなみに記憶障害の詳しいことは知らないので、自分の思い込みでいきますのでご了承ください。
いいね、コメントよろしくお願いいたします。
ばいならー。
コメント
2件
もう、好き……( ˇωˇ )(尊死)