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「えななん…」
「瑞希…」
「まふゆ…」
「奏…」
新しくできたセカイに、貴方は居ない。
瑞希
「あ、ねえねえ、ここ寄ってもいい?」
「いいけど…買い忘れ?」
「お姉ちゃんにお土産を!今度帰ってくるんだ!」
「いいね。」
「でしょでしょー!すぐ終わらせるから待ってて!」
「わかった。」
「はーい」
「おまたせー!」
「あ、れ?奏は?」
「奏?そんな人いたっけ。」
絵名はボクにそう言った。
「え?何言ってるの、絵名。そんなわけないでしょ?あーあれ?ドッキリみたいな?」
「ドッキリじゃないよ。」
「…え?」
奏
「あ、ごめん。ちょっとお手洗いに行ってくるね。」
『おっけーい!』
いつも通り25時にみんなで作業していた。
「おまたせ。…?えななんが居ない…何か用事?」
『K、“えななん”って誰?』
「まふゆ?なんでそんな冗談言うの?」
『冗談?Kこそどうしたの。』
『なになに?新曲のネタ?』
「え……」
まふゆ
今日はみんなで遊園地に来ている。久しぶりに来た。
「、鳳さんから電話…?
はい、もしもし?うん、うん、大丈夫だよ!」
「ごめん、電話がかかってたから。…瑞希は?」
「瑞希?誰?それ笑」
「まふゆ、どうかしたの?」
「そんなはず、ないと思うんだけど。」
「瑞希って人、本当にいないけど…」
「どういうこと…」
絵名
「画材買わないと。」
「画材かーボクも見てみようかな!」
「じゃあ私も。」
「じゃあ。」
「珍しいね。」
皆に興味を持ってもらえて嬉しいかも?
「あ、ねぇこの色どう思…あれ?まふゆは?」
「誰それー笑絵名ー、夢小説の見過ぎじゃない?」
「は?いや、まふゆだよ?」
「ごめん、絵名。私も知らない…」
「は………」