テラーノベル
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末澤Side
末『……どこ行ったんや。』
声を聞き取ろうかと思ったが……
俺が聞き取れる
声の範囲内は、そんなに広くない……
近くに居ればええやけど……
俺は……
一応試しに
声を聞き取ったが……
しかし声は聞こえなかった……
末『俺が1人にしたからや……』
そんな時……
佐《誠也くん!!小島くんから聞いたで、天月さん居らへんなったって……。》
末『……俺のせいや。俺が1人にさせたからや……。』
佐《誠也くん……。誠也くんは悪くないで。俺が天月さんの居場所つきとめるから。》
佐野は特定の人の居場所をつきとめることができる
佐野は目を瞑り、集中する
佐《見えた!》
末『……っ!?』
佐《誠也くん、天月さん闇の組織デビルズに居る……。》
末『なんで……。』
佐《多分エラさんの仕業……。》
末『……っ、助けに行かねぇと。』
佐《誠也くん……。ホンマに行く気?エラさんの狙いは多分天月さんやなく誠也くんやで……。》
末『そんなの知ってる、でも俺は行く……助けるって約束したんや……。』
小〈そういうと思ったわ。俺と佐野も着いていく。〉
末『ありがとう。』
そんな時、俺を呼ぶ声がした
振り向くと
末『リチャ!?』
リ{末澤、すまん。俺が間違ってたわ。俺も天月さんを助けるの手伝ってもええか?}
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