こんにちは。
前の作品でお話してた通りfjkyの執筆をしてたのですが、想像以上に捗ったのと、区切りが良かったので公開しますね。
1日に2作品あげるなんて!何時ぶり?
初めての可能性もある\(^_^)/
※n/m/m/nです。苦手な方はご自衛を。
※年齢操作してます
レポートが終わらないとかで放課後に図書室で作業してる。え、俺偉すぎない?
なわけないんですけどね。そもそも昨日締切のレポートがまだ終わってない時点で偉くない。
まあ終わらせようとする意思があるだけ偉いよな。うんうん。
さて、あとどれくらいかなっと…
…まあ、うん。一旦休憩するか。なんか本とか読もうかな。画面の見すぎは良くないからね…
現実から目を背けた俺は、椅子から立ち上がり伸びをする。
そういや図書室なんて来たの何時ぶりだっけ。ああ入学してから一度も来てない。
校舎がでかいだけあって流石に広いな。蔵書数幾つなんだ。
適当に歩き回っていると、なんか怪しいオーラを放っている人物を見つけた。
学校でサングラス?ここ屋内だぞ?なんならちょっと暗いぞ?
これは関わらない方がいいと本能で感じ、くるりと回って引き返すことにした時、
「ん?ちょっと君!」
サングラス男に呼ばれた。
…どうする。俺あいつのこと知らないし、多分向こうも俺のこと知らないから無視していいよな?よし、無視しよう。
反応せずそのまま立ち去ろうとした。だがサングラス男が俺の前に立ちはだかった。
「…なんすか」
捕まってしまった…
サングラス男は首を傾げて俺を見つめる。「もしかして…いや…」と呟きながらサングラスを外して、俺をガン見する。
それ外せるんだ。と多分違うことを考えていたら、その顔に少し見覚えがあった。
「ん?お前…」
うん、そうだよな。多分こいつ…
「田中だよn「運命の人だ!!!」…ん?」
「ずっと探してたよ!君は運命の人なんだ!」
「ちょ、待て待て…運命って、つかお前名前は?」
「藤原だけど、fjって呼ばれてるよ」
田中じゃないんかい。てか誰だよ田中って。まあ今はいいか…
運命の人?なにこいつは夢見る少女みたいなこと言ってんの?
「わかった、fjな…それでその、運命の人ってのは何?」
聞くのだいぶ恥ずかしいぞ。
fjは待ってましたと言わんばかりに目を輝かせて言った。
「その言葉通りだよ!君は僕の運命の相手なんだ!」
「だからそれがわかんねーんだよ」
こいつ話通じないのかもしんない。
もう相手にするのも馬鹿馬鹿しくなってきたから、さっさと話つけて帰るか。
「じゃあ俺が運命の相手だって言うんなら、俺の名前分かるの?」
「わかんないけど。運命の相手っていうのは、既に知っている人のことじゃなくて、運命的に巡り会う人のことだよ?」
いやそんな「当たり前だよ?」みたいな顔して言うな。
あー、わかった。こいつなんか宗教ハマってんな?それで「運命の相手がどーちゃらこーちゃら」って言わたんだろ。
確かに宗教やってそうな見た目だし(偏見)
ますます面倒くさい…
「へえ。でも俺はお前見てもなんとも思わねえし。多分運命の相手ってのじゃないと思うぜ」
「運命の相手だよ!」
グイッと顔が近づく。…サングラスでよく見えなかったけど、意外と整った顔をしているらしい。
残念なイケメンってやつか。哀れだな。
「君の名前を教えてくれないか?」
「…kyって呼ばれてる」
名前教えるのは怖いから、あだ名で勘弁。
「ky!僕と付き合ってくれ!」
「まじで言ってる?俺ら初対面よ?」
「言っただろ!運命の相手だって!」
「お前のだろ?俺の運命の相手ではねえの!」
本格的に話が通じなくなってきた。…逃げるか。
「それに一目惚れしたんた。だから付き合っ…」
「じゃあな!!」
オリンピックかのような綺麗なスタートダッシュをかまし、スピードを上げてどんどん距離を離す。チラリと振り返ると、fjの姿はなかった。
なんなんだよ…あいつ。
「やっば…逃げるのに必死でカバン持ってくんの忘れた…」
家に帰ってから気づいた。軽く絶望しながら、取りに行くしかないと思い玄関に行くと、チャイムが鳴った。
…まさかな。
宅配便だろうと思い…宅配便であってくれと願いながら扉を開けると、嫌な予感は当たった。
「ky。これ忘れてたよー」
「やっぱりな!!」
お前だと思ってたよfj…てかなんで俺の家わかんだよ!
「もーおっちょこちょいなんだねー」
「…あのさ。なんで俺の家知ってんの?」
「…」
「いや黙んなよ!1番怖いわ!!」
やっぱりこいつヤバいやつだ…
「ごめんごめん笑。教えてもらっただけだよ」
「ふーん…?信じらんねえな…」
でも届けてくれたおかげで取りに行く手間が省けたし、ここは感謝しとくか。
「まあ、ありがとよ。助かった」
「全然いいよ。付き合って」
「殴るぞ」
「酷いなあ…わざわざ届けてあげたのに」
「あーはいはいありがと気をつけて帰れよじゃあな!」
バタンと扉を閉めた。向こうからわーわー聞こえるが、知らないフリして部屋に戻った。
まじでなんなんだ…あいつもしかして冗談で言ってる?「付き合って」なんて男が男に言うもんじゃないだろ…
あー…モヤモヤする。明日早く会って話さねえと…
お分かりの通りおふざけありありです。
続きも書きたいと思ってます。
学校ものは書きやすくて好きです🫶
ところで一人称についてなんですけど、fjさんはこのキャラの感じ「僕」だろ…ってイマジナリーカラスが言ってたので「僕」にしました。
コメント
7件
イマジナリーカラス良い仕事しすぎてて好きです︎︎…👍
新作ずっと楽しみに待ってたんで通知きたときめっちゃ嬉しかったです😿投稿ありがとうございます!!
うわぁ可愛いな(?) おふざけありでもよしd( ˙ω˙*)