side.Kt
起きればもう朝。そういえば昨日あっきぃとあっちゃんに全部任せてまぜちと2人で何回もシたんだっけ。僕はどうやらまぜちに意識をぶっ飛ばされたらしい。起き上がると行為後にくる特有の激痛が走る。牢屋内に柔らかい布団なんてないから硬い床でヤるしかなくなっちゃうんだもん。
「ぁ…♡」
掻き出せなかったであろう昨日のまぜちの白濁がトロトロと溢れてくる。看守さんが来る前に服着てなんともないように振る舞わないと。ほぼ寝てないようなもんだからすごく眠いし腰は痛いしまぜちが注いだ白濁が溢れて変な感じだけど毎日刑務作業はあるから。動けなくなったらまぜちをこき使えばいっか。
「おはよう」
「みんなおはよ〜」
ぷり看守とちぐ看守がいつも通りやってきて扉の鍵を開ける。腰の痛みのせいで歩くのがままならないし産まれたての子鹿みたいに足がぷるぷる震える。ぷり看守が担当だったら殴られる絶対!!お願いだからちぐ看守がいい!!!!
「けちゃくんも出てね〜」
「ぁ…はーい」
ちぐ看守で良かったぁ…。とりあえずバンビみたいになりながら頑張って牢屋を出る。滑稽すぎるけど腰に手を当てて壁伝いでよろよろと歩き出す。でもやっぱり不思議に思われるみたいで。
「おじいちゃんみたいな歩き方してるけど大丈夫?」
「すみませんちょっと腰を痛めちゃって…」
幸い言い訳は全部硬いベッドのせいにすれば問題ない。ぷり看守に言ったら撤去されそうで怖いけど。バンビで頑張って歩いてたら先に牢屋から出てきたあっきぃがそっと支えてくれる。
「けちちおはよ〜。昨日だいぶヤバかった?いつも以上にふらふらだけど」
「あっきぃおはよ。まぜちに全権任せたら5回戦くらいやって意識ぶっ飛んで気づいたら朝だった…」
「わぁお…しんどかったら何時でも言いな?同じ作業の時は俺が沢山動くし」
あっきぃには感謝しかない。脱獄の先導だったり、地下の探索や刑務作業も全部助けてくれる。昨日だって、懲罰房から出たまぜちの性欲発散に付き合う事を伝えたら「脱獄準備は俺らに任せて楽しんどきな〜」と言ってくれた。恥ずかしいが僕にとってはめちゃくちゃありがたい。あっきぃに支えられてよたよた歩いていたら不意に左肩に重みが。
「あっきぃ、俺が代わるよ」
「まぜちじゃん。けちち代わるね」
正体はまぜち。嗅ぎなれた匂いと変わらない体温に少し安心感を覚える。
「昨日激しくしすぎてごめんな。調子乗ってやりすぎた」
僕を押し倒して自分本位に動いて種付けしてるとは思えない豹変っぷり。二重人格を疑うレベルで違う。元々の性格が優しいんだろうな。夜だけ絶倫ってだけで。
「ううん。久しぶりにいっぱいできて嬉しかった。」
首元には昨日僕がつけたキスマと言えないような噛み跡がいくつもある。また今度練習付き合ってよね。全然教えてくれないんだから。そういう僕も今は全身キスマでいっぱいだ。僕の全部がまぜちのものになった気分で正直めちゃくちゃ嬉しい。本人に言ったらド変態とか言われそうで内緒にしてるんだけど。
「かーわい。今日もスる?」
「いい!!連続は無理!!」
看守の前でなんてこと言ってんだこいつはーーー!!!!
地下の事がバレる可能性もあるし何より僕が下であんあん泣かされてるだなんて絶対知られたくない!!ちょっと力んでしまったからかナカから溢れてきて変な感じになる。頑張ってなんでもないのを装ったけど大丈夫かな…。とか思ってたら朝から刑務作業。
「まぜ太とけちゃおが農作業、あっきぃが丸石採掘、あっとが石炭採掘だ。あっきぃとあっと、着いてきてくれ。ちぐ看守、2人を頼んだぞ」
「はーい」
いつも通り農場に押し込められる。動物たちをまぜちに任せて畑の方に直行する。育った小麦を刈り取って種を植えていく。そのうちに白濁はまだ溢れてくる。
「また…溢れちゃ…っ♡腰いたい……」
「けちゃくんほんとに大丈夫?朝からかなり辛そうだけど…」
「大丈夫ですほんとに!!気にしないでください!!」
「そぉ?キツかったら救護室連れてくから言ってね」
そう言って去ってったちぐ看守。何とかバレずに済んだかな…?動く度に白濁が太ももを伝ってズボンにへばりつく。腰の痛みと溢れてくる不快感に耐えきれずしゃがんでしまった時、後ろから声がした。
「けちゃー?そっち終わったか?」
「終わんない…助けて」
「しゃーない、動けなくしたのは俺の責任だからな。ちゃんとやってやるよ」
そういうや否や、すぐに僕がやってたところともう1つの畑の収穫と種植えをやってくれたまぜち。そんな責任取らなくてもいいのに……。もはや座り込んでしまった僕の隣に来て肩を寄せてくる恋人にきゅんときてしまう。
「腰痛いか?それ以外に気になることある?」
「痛い……。あと…さ。昨日のまぜちのモノがいっぱい溢れてきて変な感じ……」
まぜちの動きがピタリと止まった。なに?こわい、僕何されるの?
そう思ってたら壁に押し付けられていきなりディープキスされた。ぐちゅぐちゅと音を立てて口の中をまぜちの舌が荒らしまくってくる。歯の並びをすぅっとなぞられて肩が跳ねる。苦しいのに気持ちいいよ…。とんとんとまぜちの胸元をそっと叩いて限界を知らせる。口を離すと銀の糸を引いてプツリと切れた。
「なにそれ、可愛すぎない?俺の種子ずっと持ってたいの?このお口は」
「やめっ♡あ”っ♡掻き混ぜないでぇっ……♡」
まぜちの長い指が僕のナカを器用にぐちゅぐちゅと掻き混ぜてくる。大好きな甘い刺激でぴちゃぴちゃと濡れてきてしまう。下ばかりに集中していたら上に迫る手に気づかなかった。
「やだやだっ♡かりかりやめてぇ…♡イッちゃうぅ♡」
「やめてって言う割には乳首勃ってるしナカも締め付けてくるけど?♡」
「ちがっ♡からぁ♡」
「さっきはヤらないって言ってたけど今日もヤる?」
「それでいいっ♡好きにしていいからやめてぇ…♡」
必死に懇願して避けられた。さよなら僕の腰。半分イかされて感度が高くなったせいで少し触れられるだけで変な声が出てしまう。早く治さないと…。
「刑務作業終了だ」
看守達が迎えに来た。今日は農場が先に迎えに来るらしく、あっきぃとあっちゃんの姿はなかった。
「ほう、良くできてるな。前まで種の植え方も分からない2人だったのにな」
「ささっ、出てね〜」
「「はーい」」
頑張って普段通りを装うが服と擦れるだけで感じる乳首、勃ってしまった僕のモノ、まぜちが欲しいと疼くナカのせいでどうしても挙動不審になってしまう。
「ん?けちゃおそれなんだ?」
「え?どれですか?」
ぷり看守に呼び止められて振り返る。指さす先には僕の首筋につけられたキスマーク。
「ちょっと虫に刺されちゃって!!僕畑の方やってたんで!!」
「そ、そうか。それはすまんな」
バレないように勢いだけでごり押す。そのまま痛い腰を痛めつけながら走る。ぷり看守にバレたかもしれない……。バレたらそのまま死刑かも……。いやそんな事ない!!大丈夫だよねきっと!!
そう考えながら、まぜちにおんぶして貰って食堂まで行く。これくらいこき使ってやらないとね、僕が可哀想。
「まぜちまたけちちにイタズラしたでしょ。お盛んなのは気にしないけど少しはけちちの身体労わってあげて〜」
「そうそう。そのうちけちゃ壊れちゃうよ?」
「あっきぃ〜!!あっちゃ〜ん!!」
2人とも神……。まぜちにも見習って欲しい。
「えー、けちゃが煽るようなこと言うからいじめたくなるんじゃん」
「煽ってないもん!!このドS!!」
ムッとしてつい言い返す。まぜちの目が据わってるのにここで気づけばよかった。そのまま看守が迎えに来てあっという間に牢屋へ。
「では、また明日」
「おやすみ〜」
看守2人が去った後、すぐにまぜちがやってくる。舌を無理やりねじ込んでくる強引なキスに腰が抜ける。そのまま押し倒して服を剥ぎ取られた。
「ちょ、まぜち早くない?」
「んー?ドMのけちゃにはこれくらいやってあげなきゃなーってドSの俺が思っただけ」
「ドMじゃないもん……!!」
「キスマだらけで顔真っ赤にして息切らして涙浮かべてる奴のどこがMじゃないわけ?ほら、もう濡れてるんだけど」
言葉責めが止まらない。まぜちの声が大好きなせいで言葉だけでも感じるようになってしまった。もしかしたら僕はかなりのドMなのかもしれない。
「ドMな僕のことッ…好きなくせに…ッ♡」
「あは、かーわい♡好きだよ?誰の目にも触れさせたくないくらいけちゃのこと愛してるよ♡」
あっきぃ、あっちゃんごめんね。また任せちゃって。そう思いながら襲ってくる快感に身を委ねた。
コメント
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神すぎました😭 続き待ってます!