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夏休みの宿題が終わらねえぜ!!
はっぱ
36
#オリジナル
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重田💋(omoda)
283
コメント
1件
うわあ…ニクソン、本当に逝っちゃったんだね…。葬儀のシーン、マグダレーナがアイザックに当たっちゃうとこ、すごく切なかった。あの怒りも悲しみも、全部愛情の裏返しなんだろうな…。エディ指揮官が涙こらえて「一番素晴らしい隊員が」って言うとこ、もう胸が詰まったよ😭 最後のニーナとダグラスのやり取り、ちょっとだけ温かい空気があってホッとした…。ニクソンの遺した便箋、恋文かもしれないって想像するの、切ないけど優しい気持ちになるね。続きが気になるよ…!
「なんだか、席が余ってないわね。」
マグダレーナは椅子から立ち上がって大きく背伸びをする。
「ニクソン、本当に亡くなったみたいね。」
「うん…」
ニーナはうつむいた。これ以上会話が続かなかった。
「…ライナルト、ここ禁煙じゃなかったっけ?」
「しつこい。」
ライナルトは席から立ちあがり、タバコを吸った。
「全く、ここが煙だらけになって不愉快よ…」
マグダレーナは愚痴をこぼした。
エストミール鎮圧戦があったその2日後、ニクソンの葬儀が行われた。彼の死因は星外生命体の攻撃に遭い、その反動で炎に巻き込まれてしまったそうだ。なんとも残酷なことだろうか。彼の面影は引き上げられた際、何もかも失われてしまった。ニクソンは1から2に昇進した。ケルヒェンシュタイナー総統はニクソンの”勇気ある行動・恐怖を恐れない心”に感銘を受けたそうだ。
葬儀中、マグダレーナは嗚咽交じりで涙を流した。そして、
「アイザック……!あの時魔法が使えたら…!使えたら!ニクソンは生きて帰ってこられたのに……」
と、アイザックをはたいた。
「こんなの、見たくなかったの……どうして、何も手を打たなかったの…?」
「マギー、落ち着いて……」
「嫌よ!!こんなの耐えられない!!」
アイザックは顔を背けた。彼は何度か口が開きかけたが、マグダレーナに向けての言葉は一切発せられなかった。心の奥まで傷ついたマグダレーナを、ニーナはただ抱きしめるだけでいっぱいだった。
そして、エディがニクソンの墓の前で、
「…ニクソン。お前は最期までよくやったサ。俺達指揮官でも、この行動は本当に、本当に素晴らしかったサ。でも、こんなニクソンが早々、COMAから離れてしまうなんて、思いもしなかったサ。」
そして、笑顔のまま涙があふれた。
「一番素晴らしい隊員が、こんな姿で―」
マグダレーナは
「指揮官!指揮官!」
と叫んで、よろけるエディを支えた。
「あぁ、ありがとう……」
悲しみが、全員を包み込むように―
「そういえば、アズウィンド。」
2人きりになった休憩室で、ニーナがダグラスに尋ねる。
「この前、ニクソンから何かもらっていたよね?あれ、何だったの?」
ダグラスはニーナに顔を向ける。
「あれか…まだ、しっかり確認していないんだ。」
「ねぇ、一緒に見よう。私、本当に気になってたんだ。」
ニーナがダグラスのもとに近づいた。
「ポケットに入っている。いまだに。」
ダグラスは軍服のポケットから、ニクソンからもらったものを取り出した。そこには、”何か”が挟まっている便箋だった。さらに、それを裏返すと小さな紙切れが貼ってあった。
「これが、最期にニクソンが投げた―」
「住所が書いてある。」
ダグラスはニーナに、その便箋を渡す。
「本当だ。一体誰なんだろう。ニクソンの兄弟姉妹?それとも、ご両親なのかな…?」
ニーナは便箋を透かそうと、照明に近づける。
「きっと、恋文だったりして。」
「ニクソンに彼女がいたのか?」
「いると思う。天国にいるニクソンには申し訳ないけれども。」
「あくまでも、っていう所か。」
「そう。」
そして、ニーナは
「アズウィンド。私、これから用事ができたの。だから…このヤツをどうにか届けてくれない?」
「もちろんだ。」
「ありがとう。ニクソンの願いは、きちんとかなえてあげましょ?」
「…」
「頑張るぞ~!って、言わないの?」
「が、頑張るぞ…」
ニーナはダグラスに便箋を渡した。
「じゃあ、20階から1階まで、頑張ってね。」
「……」
ダグラスは苦笑した。ニーナはずっとダグラスを見つめる。
「私、アズウィンドがきちんと階段使ってるかどうか、見てるから。」
「はぁ…」
ダグラスはため息をついた。