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#めめこじ
雫
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水瀬菜音
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コメント
6件

完結おめでとうございますー🎊 いやー、やっぱり良いです✨ もうすれ違いからの両思い、大好き! 私も続き読みたいー! ぜひぜひお願いします🙏


積極的なさっくん大好物💕😋😍💕ですヾ( 〃∇〃)ツ キャーーーッෆ ぜひ本番の話もお願いします✨️🙏✨️
蓮が俺を避けてた理由。どんなことを言われるのかと身構えてたら、まさかの「俺がいない間に、佐久間くんがすごく綺麗になってたから」って。
その後も美人だの可愛いだの、むず痒くなるようなことばっかり言われた。
蓮こそ、俺の心臓止めるつもりだろ?!
もうどんな反応したらいいのか分かんない。
「佐久間くん、そんな顔しないでよ」
「そんな顔って、どんなだよ…」
「すごく可愛い顔。佐久間くんの側に行くのを我慢してた俺には刺激強すぎるから、やめよう?」
こいつ、こんなこと言う奴だったっけ? 何か色々、タガが外れてないか??
蓮は『何かおかしなこと言いました?』ってくらいの涼しい顔をしてるけど、そもそも自分のこと棚に上げ過ぎだろ。
自分がどれだけかっこ良くなって帰ってきたか、自覚ないのか?
「自分だって、イケメン度限界値くらいまで上げて帰ってきたくせに…」
「え?」
「肩回りとか大きくなってガタイ良くなってるし、顔も何か男の色気みたいなの出てるしさ! めちゃくちゃ男前になって帰って来たくせに何言ってんだって言ってるの!!」
ちょっとくらいは赤面してみろ! と思って伝えた本音に、蓮は顔を赤くするどころかそれはそれは嬉しそうに微笑んだ。
蕩けそうなくらいの笑顔に、俺の方がたじろいでしまう。
「嬉しい。そんな風に思ってくれてたんだ? 佐久間くん、めちゃくちゃ俺のこと好きなんだね」
「そ、それは…そりゃ、好きだよ…」
「まあ、それよりも俺の方がきっと好きだと思うけど」
ふふっと笑いながら、握ったままだった俺の手に蓮がキスを落とした。びっくりして肩を震わせると、それすらも嬉しそうに笑った蓮がその手を引く。
されるがままに引き寄せられて、蓮の胸の中に閉じ込められた。
「ずっと俺の側にいて。俺はとっくに佐久間くんのものだから、佐久間くんも俺のものになって…」
背中に回された蓮の腕に力がこもる。まるで懇願してるみたいで、胸の奥がきゅってなった。
蓮がとっくに俺のものだったっていうなら、俺だってそうだよ。ずっと前から俺は蓮のもので、蓮じゃなきゃ駄目なんだ。
もっと蓮にくっつきたくなって、その背に回した手を強く引き寄せる。
「全部、蓮にあげる。俺の何もかも、もうずっと前から蓮のだよ」
そう言いながら蓮の胸元に頬をすり寄せると、蓮も同じように俺の髪に頬を寄せてきた。隙間がないくらいに抱きしめ合ってると、すごくしっくりくるし安心する。
何でもっと早く、こういう時間を手に入れようと思わなかったんだろう。
「…もったいないことしてた」
「ん? 何が?」
「蓮とこうしてるの、こんなにしっくりきて気持ちいいならもっと早く言えば良かったなって」
「…またすぐそういうこと言う。無防備にも程がある」
は? どういう意味だよ??
抗議しようと少し顔を上げたら、蓮もこっちを見ていて目が合った。その目に宿った熱に気付いて、自分の発言の意味に思い至る。
蓮の大きな手が俺の頬を撫でて、親指が唇をなぞった。
次に蓮が何をするか、そのくらい分かる。それは俺もずっとしたいって思ってたことだったから、そのまま素直に目を閉じた。
「…ほんと、可愛い」
「ん…っ」
蓮が甘い声で囁いたすぐ後、ゆっくりと唇が触れ合う。軽いキスでもう離れたと思ったら、すぐにまた重なった。
二度、三度と触れ合うだけのキスを繰り返して蓮が離れる。
それだけでもすごく気持ち良くて、正直もっとしたいと思った。
それが顔にも出てたんだろう。目が合った蓮が少し驚いた顔をした後、艶やかに微笑んだ。
「本当に、無防備過ぎて心配になる。俺以外にそんな顔見せちゃ駄目だよ」
「見せるわけないだろ。俺がキスしたいの、蓮だけだもん」
唇を尖らせながら言うと、蓮がふふっと笑う。
「欲しいならいくらでもあげる。俺がキスしたいのも佐久間くんだけだから…」
そう言って重ねられた唇は、さっきまでの可愛いキスとは比べ物にならないくらい熱くて深い。差し込まれた舌が絡むのが気持ち良くて、俺も同じように動かして貪り合った。
キスが深くなる毎にもっともっとって思う。気持ち良すぎて離れられない。
本当に、どうして触れ合えない距離で我慢出来てたんだろう。
「んっ…ふぁ、んん…っ」
「っ、は…っ」
まだ足りないって思うのは、ずっと我慢してた反動なのかもしれない。
呼吸が苦しくなってきて離れた蓮の唇を追いかけて、軽くちゅっと触れ合わせる。
「やだ、蓮…もっと」
「…ここじゃ駄目。これ以上したら、こんな場所で佐久間くんのこと襲っちゃうから」
「……ここじゃなきゃ、いい?」
「え、襲っていいの?」
「ん、いい。だって全然足りない。もっと蓮が俺のって実感したい」
「……マジで佐久間くん、俺のこと殺す気でしょ」
そう言って蓮ははぁーっと大きなため息を吐いた。
正直な気持ちを言ってるだけなのに心外だなと思ってると、身を屈めた蓮が俺の首筋にかぷりと噛み付く。
皮膚に歯が当たった感触に、背中がぶるりと震えた。
「俺だってずっと、触れたいのを我慢してたんだから。全部あげるから、その代わり覚悟してね?」
そう言って笑う蓮の目は、完全に捕食する側のそれで。
その目に高揚して胸を高鳴らせている俺は、きっと頭から丸ごと食べられたいって思ってるんだろう。
「蓮こそ。食べ残したら許さないからな」
「残すわけないだろ」
ふふっと笑い合って、最後にもう一度だけ唇を重ねる。残りはお家に帰ってから、な。
お互いに失恋したって思い込んで盛大にすれ違った分、欲しいって気持ちが抑えられなくて。俺も蓮も思春期の男子学生かってくらいがっついてしまったのはまた別の話ということで。
これからはそんな勘違いする余地がないくらい、たくさん好きって伝えるから。
だから、蓮も俺のこと離さないで。ずっと側にいて。
愛してるよ、蓮。
当初はすでに付き合ってる2人の帰国後のいちゃいちゃの予定でした。書き始めてすぐに両片想いに修正したんですが、こんなすれ違いが始まるとは想定外でしたw
何となく両想いかなと分かってた状態で長く離れて、そこからの失恋(勘違い)なのでどっちもだいぶ飢えていた状態のようです。ラストも実は想定外でしたw
これはその内、気力があったら本番も書けたらなーって思ってます
積極的なさっくん良き
次回はそろそろ、裏家業パロの続きを書きたいです。初任務でフラグは立つのか立たないのか、お楽しみにw