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二択の時間は大人の事情でカットします←
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
殺せんせー「お菓子から着色料を取り出す実験はこれで終了!!
余ったお菓子は先生が回収しておきます」
買ったのは僕達なのに…
キブシ「給料日前だからと授業で甘味を調達するとは…」
みさき「なんで地球を滅ぼす生物が給料で生活してるの?」
あ,そういえばこのやりとり…
今日が毒の時間か
奥田ちゃんが殺せんせーに近付く
奥田「あ…あのっ先生……」
奥田ちゃんは殺せんせーにフラスコを差し出した
奥田「毒です!!
飲んで下さい!!」
その言葉にクラスの殆どが崩れ落ちた
殺せんせー「……奥田さん
これはまた正直な暗殺ですねぇ」
奥田「あっ…あのあの」
困惑してる可愛い
奥田「わ,私皆みたいに不意打ちとかうまくできなくて…
でもっ化学なら得意なんで真心こめて作ったんです!!」
杉野「お,奥田…
それで渡して飲むバカはさすがに…」
処がどっこい杉野君!
飲むのがこの超生物さ!
殺せんせー「それはそれは
ではいただきます」
杉野・敦「飲んだ!!」
突っ込み2人揃いました〜
殺せんせー「!!
こ…これは…」
にゅ,と角が生えた
E組「(なんかツノ生えたぞ)」
殺せんせー「この味は水酸化ナトリウムですね
人間が飲めば有害ですが先生には効きませんねぇ」
なんで味分るんやろかね〜
飲んだ事あるん?
奥田「……そうですか」
落ち込んでる
殺せんせー「あと2本あるんですね」
奥田「は,はい!」
殺せんせー「それでは」
殺せんせーはもう一本飲んだ
殺せんせー「うっうぐぁっ
ぐぐぐ…」
バサッ,と羽が生えた
E組「(今度は羽生えた!!
無駄に豪華な顔になってきたぞ)」
殺せんせー「酢酸タリウムの味ですね
では最後の一本」
E組「(どうなる!?
最後はどうなるんだ!?)」
気になる答えは!
ま が お☆
E組「真顔になった…
変化の法則性が読めねーよ!!」
殺せんせー「王水ですねぇ
どれも先生の表情を変える程度です」
速く真顔から戻ってくれないかな〜
殺せんせー「それとね奥田さん
生徒1人で毒を作るのは安全管理上見過ごせませんよ」
奥田「…はい
すみませんでした…」
しゅん,とする
殺せんせー「放課後(このあと)時間あるのなら
一緒に先生を殺す毒薬を研究しましょう」
それを聴いた奥田ちゃんは笑顔になった
奥田「…は,はいっ!!」
茅野「……暗殺対象(ターゲット)と一緒に作る毒薬ねぇ」
呆れた様にカエデちゃんが云う
渚「……後で成果を聞いてみよう」
成果は無くても彼女は変わるよ
なんてふざけた事を思い帰路に着く
〜翌日〜
茅野「…で,その毒薬を作って来いって言われたんだ」
僕はにっこりと笑い乍ら其の会話を聴いている
其の時誰かに肩を叩かれた
振り向くと怖いぐらいの笑みを浮かべた条野さんが
そして誰も居ない校庭に連れて行かれた
ど,どけして…
条野「桜庭さん,貴方はキブシさんの幼馴染みでしたよね?」
あっ(察し)
条野「お願いします,彼女の事を教えて下さい」
ありゃ〜此れは…
しょうがねぇなぁ!(自分が恋愛するよりも他人の恋愛を見て楽しむタイプ)
『嘘乃キブシ
年齢は僕達と同じく20歳で身長は152㎝
体重は秘密で〜,誕生日は4月6日!
A型!嘘を吐く事や読書,〇〇言葉が好き
嫌いなものはくだらない事
異能は嘘と本当は紙一重
効果は…まあ別にいっか
よく人に嘘を吐いててお金を稼ぐ天才
僕の幼馴染みだね』
条野「ありがとうございました」スタスタ
…せめてこっち向いて云ってくれへんか…
あ,烏間先生や
『烏間せんせ…』
烏間「しかしながら本部長それは
生徒達に不安を与えはしないでしょうか」
!そか,毒の時間と同じやったな此れは
でも見たかったな奥田ちゃんが明るくなるところ
本部長「《烏間君,君は生徒の不安と地球の不安どちらが優先だ》」
烏間「……」
複雑そうやねぇ
本部長「《国の決定だ
探偵社やポートマフィア,猟犬はともかくもとより素人の子供達に殺れるとは思っておらん》」
そんな軽く見てると痛い目見るよ?
噛み付いたろかぁ?
烏間「《…それで
その“2人”の人物はどのような》」
ん?2人?
原作ではビッチ先生だけじゃ…
本部長「《殺し屋の方は手練れだよ
世界各国で11件の“仕事”の実績がある
そしてテロリストの方は自ら志願してきた変わり者だ
聞けば面白そうだからだというふざけた理由だ
だが実力としては申し分ない》」
テロリスト…?!
うそやろ…?!僕等が居るから変わった?
どげしよどげしよ…!
でも明日考えればええかな…?
今日会う訳ちゃうし…でも…
本部長「《正真正銘…プロの暗殺者達を送り込む》」
…今考えたってしゃーないか
それより教室行かな!
授業始まってまうわ
僕は考える事を破棄して教室へ向かった