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# 4 秘密の部屋
夜。家に帰ったるかは、可愛くピンクのリボンを外し、スマホの電源を切ってカーテンを閉めた。
そして、秘密のSNSアカウント、所謂裏垢を開く。
《@Rk\_Secret 810》
そこでは、誰にも見せられない“ほんとうのるか”がいた。
「笑われたくない」「寂しい」「壊れそう」「死にたい」
そんな呟きに、いくつかのリプライが返ってくる。
《大丈夫?》
《ここにいるよ》
《今日も頑張ったね》
“彼”——その中のひとつのアカウントだけが、るかの心を救っていた。
だけど、その正体は知らない。
ただ、画面越しの優しさだけが、唯一の救いだった。
いつかお礼を言いたい。
NEXT ♡500
( ♡ 来なかったので投稿しちゃいました , 笑 )
コメント
1件
あ~、まじで好きだこれ めっちゃこの作品大好き ♡たくさん押します🫶🏻