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ずっと眠い。ほんとに。




春千夜Side



春『…、』


俺は知っている。蘭が余命宣告をされていることを。

竜胆も、恐らく勘づいていただろう。

蘭はここで話すのだろうか、また一緒に笑える未来が来るのだろうか。


蘭『‥俺、余命宣告されてる。』


竜『ぅ…』ポロッ


春『!』


竜胆も分かっていただろうけれど、本当のことなんだって、現実を突きつけられて‥。辛いだろうな、兄弟なんだから。


マ『‥梵天を辞めたのも、それが原因か。』


蘭『‥はい。』


鶴『気付いてやれなくてごめん。』


蘭『鶴蝶は悪くないよ。』


蘭『‥誰も悪くない。』


九『‥余命は、どれくらいなんだ?』


蘭『あと、5ヶ月もないかな‥』


春『そんな…』


思わず涙が出そうになる。本当にもう、死は近づいているんだ。


竜『俺らに、暴言はいたのは、?』


蘭『嫌われる為だよ、』


春『嫌われないといけない理由なんてあるかよ』


蘭『悲しんでほしくないから‥』


九『嫌いになれる訳ねぇだろ‥、』


蘭『え、?』


九『皆、お前を信じてた。』


蘭『ッ…』ポロポロ


マ『‥泣くなよ、こっちまで…』


春『!』


滅多に感情を見せないマイキーが、泣きそうになっている。

そのくらい、皆蘭が大好きなんだ。


鶴『蘭はこれからどうしたい?』


蘭『‥みんなと、思い出つくりたいな‥』


九『良いじゃん、それ』


春『沢山思い出作ろうな‥!』


蘭『‥うん!』



__________________________


次が最終話かな、長くなると思います。




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