(きんときside)
シャケは夜歯を磨くとソファに行かず2階へ行った
俺はそれを追いかけていった
シャケがむかっていたへやは俺が泊まりに行った時に一緒に使っていたベッドだ。
シャケは、俺と一緒に使っていたベッドへ寝転んだ
俺は彼の隣に寝転び、一緒に眠りについた
彼に想いが届きますように。
彼と話ができますように。
と、願いながら。
朝。
目が覚めると君はジッとこっちを見ていた
Sha「きんとき?」
彼は……
俺に……話しかけてきた
Kn「……っえ?」
きっとなにかの勘違いだろう。
そう思っていた。けれど
Sha「きんときが……見える」
Kn「俺が見えるの?!」
Sha「見える……見えるよきんとき!」
「きんとき……ポロポロ」
君は俺を抱きしめようとした
当然だけれど君は触れることが出来ず、貫通した
Sha「なんで……触れられないの?ポロポロ」
Kn「……俺、実は成仏されなかった幽霊なんだよ」
Sha「幽霊……なの?」
Kn「うん。」
Sha「っ……でもっ!きんとき隣にいるし、見えるしっ!俺……ッッ俺ッッ!ポロポロ」
「めっちゃ嬉しいッッ!ニコッポロポロ」
君は涙を次々に落としながらニコッと笑った
よかった。
俺の気持ちは神様に届いたんだね
Sha「きんときッッポロポロ」
Kn「ん?」
Sha「大好きッッ!ポロポロ」
久しぶりに聞いた……君の大好き。
Kn「ふふw俺も大好き。」
Sha「これからはずっと一緒に居ようね!」
Kn「もちろん!」
これからは……ずっと…毎日聞くことができるんだ
例え、天界にいなくてはならない人間とこの世の人間という関係でも……
君と触れることができなくても……
君に話せるから……
君が元気そうに笑ってくれるから
だから……幽霊でも構わない。
死者でも構わない。
カッコイイ君がそばに居てくれるだけで
話してくれるだけで
俺は……
嬉しい……いや、
なんだ
学生時代の時みたいにさ、見せてよ。
俺の惚れたあのカッコイイ笑顔。
沢山……たっくさん
俺の事惚れさせてよ。
これからずっと……
ずーっと……君の笑顔に照れながら人生歩んでいくんだから。
コメント
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うわぁぁぁぁ泣いちゃう😭😭😭😭