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#ターボー
りぃ @💫
どんべぇ
この話は二次創作です。腐向け、nmmn、hnnm等、苦手な方は閲覧しないようお願いします。何かありましたら非公開とさせていただきますので、ご了承下さい。
良い夢、悪い夢?
バタバタバタ!
会社内を走る足音。
(なんだよ、ここは小学校じゃねーぞ)
そんな事を思いながらコーヒーを飲んでいたら、足音はどんどん近くなってきて、
「ターボー!! どうしよ!!」
飛び込んできたのは、俺の部下兼恋人のちょんまげだった。
「……どした?」
その様子から、只事ではないと感じる。とりあえず落ち着かせようとソファに座らせ、コーヒーとたっぷりのミルク。
「……ありがと」
ちょんまげは大人しくカフェオレを受け取った。袖からちらちら覗く指が可愛い。
……服、でかくねえか?
普段から体に合ってない大きめの服を着ている事が多いけど、今日はさらに合っていないように見える。
「で、何かあったのか?」
血相を変えて飛び込んできたんだ、仕事のミスか何かだろう。俺がカバーできる範囲ならいいけど……と思っていると。
「……あー、えっと」
急に歯切れが悪くなる。窓を外から見えないように操作して、俺はちょんまげの隣に座った。
「大丈夫、言ってみろ」
「ターボー……」
ちょんまげは俺の胸にぽすりと頭を押し付け、蚊の鳴くような声で言った。
「僕……女の子になっちゃった……」
「……はあ?」
言われた意味がわからない。聞き返した俺に、ちょんまげは真っ赤な顔でゴニョゴニョと言葉を濁す。
「えっと……女の子?」
ちょんまげをじっと見る。
確かに、昨日よりも少し小さく見える。いや、見えるだけかもしれないが。顔もちょっとだけ丸くなったような……いや、いつものように可愛いか。
「……ごめん、急にこんな事言って」
しゅんとするちょんまげを抱き寄せると、身体が柔らかい……気がする。匂いはいつも通り、いい匂い。
「ターボーは、僕が女の子になっても……好きで、いてくれる?」
反則的な上目遣いで訊かれ、俺は何度も頷く。
大体、これまでは恋愛対象は女だった。男で好きになったのはちょんまげだけ。いや、本気で好きになったのは、お前だけだから。
「男でも女でも、俺に必要なのはちょんまげだけだよ」
そう伝えれば、ちょんまげは嬉しそうに笑う。
そこで、俺はふと思ってしまった。
(昨日ちょんまげ、貧ちゃんと飲みに行くって言ってたな……)
……もしかして。
これは、貧ちゃんのドッキリじゃないか?
そう考えると、二人の悪巧みが見えてくる気がする。
『なーなー、ターボーって絶対女好きだろ』
『え、そうなの?』
『絶対そうだって。嘘だと思うなら、明日さ、実は女なんだよーって言ってみろよ。食いつくから』
『えー、絶対嘘だって、すぐバレるじゃん』
『じゃ、女になっちゃった〜、とか?』
『いや、無理でしょ』
『脱がされなきゃバレないって。まあ、すぐネタバラシすればいいだろ』
『……』
『後でターボーの反応教えろよー。からかってやるから』
きっと、こんな感じだ。
「ちょんまげ」
「え、何?」
こっちを向かせると、俺はちょんまげの上着を脱がせる。痩せた身体はやはり膨らみはなく、いつものちょんまげのようで。
「やっぱり冗談だったんだな、貧ちゃんに入れ知恵されたんだろ」
笑って胸を掴む。
むにゅっ
……
…………?
俺の手には、柔らかな感触。そして、目の前には真っ赤な顔に涙を浮かべたちょんまげ。
「……ぺったんこでも胸は胸なんだもん……」
メソメソと泣き出してしまったちょんまげを抱きしめて、俺は必死にここから挽回する方法を考えたのだった。