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次の日
巴那「今日、なんか調子悪いなぁ…」
嫌な予感がする。特に学校。昨日冗談でもあんなことを言われたんだ。気になって仕方がない。
まぁ学校行かなきゃだし…
さなが作ってくれた美味しい朝ごはんを食べ
巴那「お姉ちゃん行ってくるからね〜」
さなは手を振っていってらっしゃいと声をかけてくれる。
いつも通りだが、今日はやけに嬉しい。笑顔を見せて家からでる。
私の学校は母から勧められた私立であり、家から遠い。
だから、早めに出て電車で通学をする。
途中の駅で同じ中学校の女子生徒。花凛(かりん)が乗ってくる。
僕は、花凛と行き帰り話すことが多い
花凛「巴那、今日元気なくない?」
巴那「え?」
昨日かけられたあの言葉が頭をよぎる。
巴那「そんなことないよ?」
こういって無理やり笑って見せる。
花凛「そう?それならいいんだけど。」
それ以降、”いつも通り”ではない沈黙が流れる。
とうとう何も話さないまま学校の最寄駅についてしまった。
「じゃ。」
二人揃って挨拶をして、隣にいる友達の方へ駆け出す。
はずだった。でも今日は僕の隣にはいなかった。
メッセージで届いた一文。『今日は先いってる!兄ちゃんと約束してるんだ。兄ちゃん部活あってさ…ちょい早めにいってて…ごめんな』
『そうなんだ。じゃあ一人でいっとく〜』
と返事をした。
一人で教室へ急ぐ。
巴那「おはy…」
ビシャッ
水をかけられた…?
巴那「どーしたの?笑…ってっ?!」
黒板を見ると
『巴那は女、うちらは騙されてた』
等々のことが書かれてあった。
巴那「やだなぁ僕は女なんかじゃ!」
ある女子「これが証拠。」
っ。。
私がウィッグを取っている画像や女子トイレに入っている画像など。女の子であろう画像が並んでいた。
巴那「もうわかった。認めるよ・・・」
認めたあと 、シカト、いじめ…そんなもんではなかった。
花凛「関係なくない?そんなの。私は巴那の味方だよ」
帰りの電車にて伝えてくれた花凛の言葉。
とても嬉しかった。
唯一の光をくれたようなそんな感じだった。
巴那「ありがとう」
頰に温かいものがつたる。
これから1ヶ月花凛は行き帰りの電車で僕を励ましてくれた。
でも学校では女としていることにした。
1ヶ月後
そんな花凛にさえも裏切られた
「あなたは女の方がいい。」
そんな言葉がきっかけだった
私もそんな繊細ではないのでそっかと流していたが
最後に刺さってしまったあの言葉。
「男のあなたは嫌いだったんだ。愛想笑いであんなこと言ったけど。」
そこで私の何かが切れてしまった。
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類と瑞希ずっと出せなくてごめんなさい!
次は出せると思います!
次からプロセカキャラと巴那メインで出てきます!
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