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わぁぁっぁあぁ!久しぶりの投稿ありがとうございます!蘭江戸大好きなので嬉しいです✨️Rは欲しい派ですが、主さんが決めてくれて大丈夫です!
皆さん、お久しぶりです!
最終投稿がおよそ4ヶ月前の超巨大積乱雲・
すーぱーせる 。です…!
今回のお話はぶっちゃけR18を入れようか入れまいか、迷っているのですけれど、皆様、どちらが良いと思われますか!?(涙)
⚠Attention⚠
・オランダ×江戸
・BL
・史実なような史実じゃないような
それでは、皆様、いってらっしゃいませ!
広めの厳かな日本家屋の縁側、華奢な身体つきの男と、それとは対照的に、見上げるほど上背のある男が、楠の木板に腰掛けていた。
『そんなに学びたいなら、世界に出れば良いのに、勿体ないな。』
『……別に、いいでしょう。』
一際背の高い南蛮風の男___オランダ帝国は、小袖の裾で口元を隠す江戸に詰め寄っていた。
『ねぇねぇ、君さ、なんで一人でいたいの?』
『………面倒なのが嫌いだから……です。』
そう皮肉を込めて目の前の大男を睨みつける。
この国に、皮肉が通じているかどうかは分からないが。
……確かに、オランダの持ってくる物は、どれも面白いし、美しいし、そして、美味しい。
でも、それとこれとは話が別な気がする。
江戸はなるべく外とは関わらず、悠々自適に過ごしていきたい派閥の国なのだ。
『ん〜〜……じゃあ、条約を結ぶのは?』
『じょーやく…?面倒そう…で…すね。』
無理して敬語を使っているせいか、少しばかりカタコトのようになってしまう江戸。
『いいじゃないか、二国で条約を結んで、これまでよりもっと関係を強固にするの。それに、俺、君に興味ある!』
『ふふ…なんですか、それ、笑』
目をキラキラさせて近付いてくるオランダは、さながら好奇心溢れる子供のよう。
それが可笑しかったのか、江戸はくすりと微笑み、肩を震わせた。
『(…わ、わらった……!)』
『……?どうしたのです、か?』
自分の顔をみるなり、硬直してしまったオランダを、江戸は怪訝な顔で覗き見る。
背の高いオランダから見れば、それは上目遣いに等しい。
『(肌、きれい。柔らかそうだなぁ…。)』
触れてしまいそうになるのをぐっと堪えて、江戸に向き直る。
『……なんでもない!また来るよ!お土産楽しみにしてて!』
『?はーい、また、いつか。』
小振りな袖をふりふりと振って、慌てるオランダの背中を見送った。
ああ、また条約を結べなかった。そう悔しさとホロ苦さを噛み締めて、オランダは自国の貿易船へ一直線に駆けていった。