悠「ねぇレン」
レン「ん?なぁに??」
2人で一緒に寝た後悠はレンに聞きたいことを聞いた
悠「一体どこ行ってたの…?」
レン「あっ…えっと、どこだったけなぁ〜…アハハ」
悠「……いや、嘘つくの下手すぎない?」
レン「ふ、ふえっ!?んな事ないよ!全然…ソンナコトナイヨ…」
悠(明らかに動揺しているっ…分かりやす過ぎだろっ)
悠「……もしかして、アンナに会いに行ったとか?」
レン「ふえっ!?え!や、違う…かも」
悠「…合ってるんだね、合ってるんだったら教えて…レンが倒れるまで何してたか心配なんだよ…」
悠は上目遣いでレンの事を見上げた
レン「えっ〜、と…」
レン(悠…可愛いいっっ!!!!!!!!!!)
レンは悠の可愛い仕草に耐えられず観念して答えることにした
レンは悠に弱いのだ
レン「…えっとね、うん、そう、アンナに会ってきたの…」
悠「何で行ったの?」
レン「だって悠…薬もらってたでしょ?」
悠「え、あ、うん、良くなるからって貰ったよ」
レン「あれ、本当は誰にでも効く毒物だったんだよ…」
悠「………は?」
悠「え?どうゆう事…アンナは殺そうとしてたの…」
レン「…うん、そう…なんだ、」
悠(嘘でしょ、何でそんな事っ!)
レン「ねぇ…悠、」
悠「…なに、」
レン「あのね、あまり言いたくないけど殺そうとして来たやつはアンナだけじゃなかったでしょ…?」
悠(確かにそうだ、レンの言うと通りだ
だって、あの時確実に殺されかけた…)
悠「キルトの事…だよね…」
レン「……うん、そうなんだ…」
悠「っ!ねぇ、レン!ここの奴らって もしかして皆っ」
レン「うん、そうだよ…勘がいいね…」
レン「この世界に存在する奴は僕以外みーんな」
レン「悠、君を殺そうとしてるんだ」
悠「っ、やっぱり…そうなのか…」
悠(どうゆう事…何で殺そうとして…)
レン「何で殺そうとって思ってるけど仕方ないよ………」
悠「……え、何で仕方ないの?」
レンは真剣な表情で何も喋らなかった…
数分黙ってレンは口を開けた
レン「……まぁ安心して!悠の事は僕が守るから!」
レン「僕は殺されたりしないし悠の傍にずっと居とくって言ったでしよ?ちゃんと約束は守るから安心してっ!」
そう言って話を逸らしてしまった、、
よっぽど何か隠したいことがあるんだろうか
だとしたら一体レンは……
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レン(……僕はもう二度と君の死んでいく様なんて見たくない…殺されないようにしなくちゃ…) 第10話終わり