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「じゃあ、行ってきます」
「いってらっしゃ~い!!」
みんなに見送られながら、私_バブルキャップは歩き出した。
私の両親は、私が小さい頃に亡くなった。
だから、2つ上のお姉ちゃん_バブルハニーと一緒に養護施設で育ってきた。
でも、今日からは違う。
私は、ウマ娘を育成する、トレセン学園に行くんだ。
「ここが…トレセン学園」
想像してたよりも大きくて、環境が整っていた。
実はお姉ちゃんも、2年前トレセン学園に入学したんだ。
私がトレセン学園に入る、とお姉ちゃんに電話で報告すると、
「本当に!?よかったじゃない!」
と、とても喜んでくれた。
「あれ、美浦寮はどっちだっけ…?」
トレセン学園は、寮が2つある。
『栗東』と『美浦』だ。
(どうしよう…どっちか分かんなくなっちゃった!)
入学初日から、迷ってしまうなんて……
「どうしたの~!」
「!」
突然後ろから声をかけられて、驚いてしまった。
「ごめん…驚かせちゃった?」
私の顔を覗き込んできたのは、栗色の髪がとても綺麗な子だった。
「私は、ヒカリノユウヒ!君は?」
「バ、バブルキャップです」
「バブルね!よろしく~!!」
ヒカリノユウヒと名乗る女の子は、とにかく太陽みたいに明るい。
「もしかして、バブルもトレセン学園に入るの?」
「はいっ」
「うわぁ、同じ日に入るなんて運命みたい!」
運命か……たしかにそうかも。
「ちなみに、寮はどこ~?」
「美浦です」
「えっ、寮も一緒だぁ!!」
なぜか嬉しそうなヒカリちゃんの姿に、私は微笑んだ。
「そういえばバブル、何でさっきキョロキョロしてたの?」
「美浦寮が、どっちか分からなくて…」
「あ、美浦寮ならあっちだよ!」
「本当ですか…!?」
「うん!!寮まで、一緒に行こうよっ」
不安だったけど、なんとかやっていけそう。
――――――――――――――――――――
[ キャラ ]
名前 : バブルキャップ
毛色 : 芦毛
名前 : バブルハニー
毛色 : 芦毛
バブルキャップの姉
名前 : ヒカリノユウヒ
毛色 : 栗毛
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リオピー裙ですっ!
ウマ娘の作品を、ノベルで書いていこうと思います。
ウマ娘を知っている人はもちろん、知らない人も、
是非読んで楽しんでください(?)
じゃあ、ばい!!
コメント
10件
ごめん、ウマ娘全くわからん(;_ _) 一応、読んでみる👀
バブルキャップは、芦毛の牡馬という設定です! (※ウマ娘では牡馬でも女の子です) 性格は、多分(?)おっとりです! 勝負服は、水色と白をメインにしたドレスっぽいやつ~ 以上、リオピー裙のどうでもいい情報ニュースでした?
おぉ!!ウマ娘(?)だ〜! う〜ん…ウマ娘知らないから、よくわかんないけど、新作だぁ!!