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BL/記憶喪失/キャラ崩壊/口調違い
⚠️ 黈さん × 浠さん
普段は例の3ペア(りばももちろん好)を推させて頂いている私ことりむですが、こんな話をFFちゃんと話しまして。
「みこさは切ない系がいい」
↑わかる!!わかるっっっっ!!!!!
と思ったので書くことにしました(おいこら)
実はりむさん、赮さん×誰か(りば含)、藐さん×誰か(りば含)以外は案外読めるんですよ
まぁ簡略化して言うと藐赮の限界オタクってコトですねーー。
初めてなのでお手柔らかに、お願い致します。
それに、りむさんが1番絡んでるFFちゃんが確か黈さんと浠さん推しだったしわんちゃん見てくれるかもなーーというあれもあって、
こんなん俺得すぎるやろはっはーん。とゆーことです。
START。
⚠藐赮🈶(書きたくて無理やりねじ込んだ)
年齢操作有、大学生です、六奏さんは結成しておりません、赮さん、浠さん、黈さんが同じ大学、藐さんが社会人で赮さんと付き合ってます⇐
( 地雷さん🔙 )
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
黈「こさめちゃん、ッ、!!」
赮「しーッ…まだ寝てる」
黈「っごめんッ…、」
恋人のこさめちゃんが事故にあった、って聞いて、急いで病院に行った。
静かな病室には、先に来たなっちゃんが椅子に腰掛けており、俺が来たのを確認するともう1つ椅子を出してくれた。
黈「ぇ、っと…容態、とかなんか聞いとる?」
赮「…いや、俺もまだ詳しくは…」
なっちゃんが現段階で聞いているお話は、
・信号無視したトラックが突っ込んできた事
・強く頭を打っているらしく、なにか脳に後遺症が残るかもしれない事
・命に別状はない事
だった。
命に別状がない事を知り、俺は安堵からか涙が出てきてしまった。
赮「…ん、これで拭け」
ヾ「こさめが起きた時に、お前がそんな顔してたら笑われんぞ、笑」
黈「っなっちゃんッ…、」
どこか心配そうな顔で小さく笑ったなっちゃんが渡してくれたハンカチは可愛らしいもので、隅っこに小さくくまちゃんがデザインされていた。
なっちゃんの彼氏さんチョイスか、なっちゃんが弄るために買ったものやろう。
どちらにしろ微笑ましい。
黈「…ありがとぉ…、っ」
赮「….おう、」
静かな時間が続いた。
どのくらい病室に居たのかもわからへんけど、こさめちゃんが、ゆっくりと目を覚ました。
それに気づいたなっちゃんがいち早くナースコールを押してくれて、俺はこさめちゃんに話しかけた。
黈「ッこさめちゃんっ、大丈夫、?どこも痛ないっ、?」
浠「…..っぇ、えと…ッ」
ヾ「…だ、れです…か、?」
黈「……え」
赮「..は、?」
ヾ「…ッこさめ、俺のこともわかんねーか?」
浠「…..、ごめんなさい、わから…ない、です」
赮「…そうか、…..とりあえず、先生を待とう、」
なっちゃんのその声も、俺には聞こえてへんかった。
医「記憶喪失、ですね」
ヾ「頭を強くぶつけた際に、引き起こったのでしょう。」
ヾ「無理に思い出させようとはせず、ゆっくりと、寄り添ってさしあげてください」
赮「はい、ありがとうございます」
ヾ「…みこと、大丈夫か?」
黈「….うん、大丈夫やで、笑」
ちゃんと笑えていたやろうか。
いや、無理やな。
ショックで、頭がいっぱいいっぱいやったんやから。
赮「…みこと….」
やめてや、なっちゃん。
そんな顔で見んといてや、
泣いちゃうから。
黈「……ッなっちゃん…っ、」
赮「…泣いていいから、」
ヾ「我慢しなくていいから」
黈「…ッなっちゃんッ…ッ俺、っおれ…ッ、」
赮「…うん、」
黈「ッぁあ”….っ、っひく、ッ、….こさめちゃんッ….」
なっちゃんが背中をさすってくれる。
あったかい。
なにか大切なものを捨てられた子供のように、大きな声で泣きじゃくった。
その声が、痛々しいほど、病室に響いていた。
浠「…名前は、雨乃こさめ、年齢は20、男性、」
ヾ「京都出身で、大学になってこっちに来て…」
ヾ「…覚えてるのは、ここまでですね」
医「わかりました、痛み等ありませんか?」
浠「う~ん…足が…」
医「強く打ったようですね、暫く入院しましょうか」
浠「わかりました」
ヾ「…..あの、少し、いいですか、?」
医「はい?」
浠「さっき、こさめの近くに居てくれた2人は…」
医「今、病室前のソファで座っていますよ」
ヾ「お話、されますか?」
浠「いいですか?」
医「大丈夫です、すぐ呼んできますね」
黈「…..こさめちゃん、」
浠「…え、っと…こさめとは、どういう関係の…」
恋人、なんて言ったら困らせちゃうか。
同性同士だし。
黈「同じ大学の友達だよ」
ヾ「ね、なっちゃん」
赮「、うん、そう、笑」
ヾ「心配したんだぞ~こさめ~っ」
浠「ありがとうございます、?笑」
なっちゃんが乗ってくれてよかった。
でも、わかっとるよ、なっちゃん
一瞬、驚いとったよな。
黈「…まだ起きたばっかやし、こさめちゃんも疲れとると思うから俺たちは帰るな、!」
赮「…んじゃ、こさめ、また今度」
浠「あ、はい!ありがとうございましたっ」
___ ガチャン 、
赮「……みこと、」
黈「…ッ、大丈夫、大丈夫、や、から…っ…、」
大好きな人に忘れられた苦しみ。
漫画とか、小説とかでよく見るけど。
自分がその立ち位置になって、痛いほどにわかった。
苦しい。
胸が、張り裂けそう。
昨日まで一緒に笑っていた、大好きな恋人が。
突然、他人になっちゃって。
今までの思い出も、一緒に過ごした何気ない時間も。
全部、全部無かったことになっちゃうなんて、
そんなの、ずるいよ
黈「…こさめちゃんっ….、」
背中から伝わる、なっちゃんの手の温かさが、
壊れそうな俺の心を優しく、繋ぎ止めてくれていた。
赮さん視点
藐「…大変なことになってんだな、」
赮「…..、うん」
藐「こさめが…か、」
ヾ「なつのことも、その…みこと、?のことも忘れてんなら俺のことも忘れてんのかなぁ…」
赮「うーん…幼なじみだとそうでもない?かも、?」
藐「そうかぁ…?…ま、あいつ変なことなら覚えてそうだしなぁ…」
俺の彼氏である、いるまにその話をしてみた。
実はいるまはこさめと幼なじみで、かなり長い付き合い。
もしかしたら幼なじみ特有のなにかあるかも、とか軽い気持ちで話してみたが、解決の糸口は見えない。
赮「…..みこと、大学ずっと休んでて、」
ヾ「どうにかしたい、んだけど」
ヾ「無理に記憶思い出させると余計…ってこともあるかもだし」
藐「….うーん…今はそっとしておくのが1番だと思うぞ」
赮「そうだよなぁ…」
藐「…あ、」
赮「?」
藐「水族館」
赮「え?」
藐「こさめ、水族館好きだから外出許可もらって少しだけ連れて行ってみたら?」
ヾ「なにか思い出す、って事はねーかもだけど…みこと、ってやつが外に出る、いい機会にはなんじゃねーの?」
赮「それだぁあ!!ありがとういるま!!」
藐「へーへー笑」
赮「俺ーもついて行きたいけど折角なら二人で行ってもらうかぁ…」
藐「2人でいれば、それもそれでなんかあるかもだしな」
ヾ「ま、無理に思い出させんのはあれだから…」
ヾ「数十分とか、短時間外に出てみるのはありかもな」
赮「連絡してみるわ、ありがと」
藐「いーえ」
いるまからの助言をもらい、上手くいくかはわかんねーけどその案をみことに連絡。
最初は少し拒否気味だったが、みこともみことで何か決心したようで、最終的には「行く」という連絡が返ってきた。
黈さん視点
浠「わぁ~…!!サメ!!おっきい!!」
黈「こさめちゃんそんな騒がないで…笑」
浠「あっ、ごめんっ笑」
水族館にでも行かないか、という話をすると、こさめちゃんはすぐに食いついてきてくれた。
それに、タメ口で話すようにもなってくれた。
浠「ね~ね~みことくん、こさめあれも見たい!」
黈「?」
浠「イルカショー!」
黈「んー…今の時間なら丁度いいね、行こっか!」
浠「うんっ!(🎶」
こさめちゃんと知り合ってすぐの頃は「みことくん」呼びだった。
みこちゃん、と呼ばれてたのが何故か懐かしく思えて、少し目頭が熱くなる。
こんなとこで泣けへんけど、ほんのちょっと、心がいたんだ。
浠「あ~、楽しかったぁっ…!! 」
黈「ほんま?よかった笑」
浠「次はもっと長い時間一緒に行こうね?」
黈「うん、そうしよ笑」
水族館からの帰り道、来た道とは別の道を通って帰ってみる。
すると、俺とこさめちゃんが付き合ってた時によく来てた、少し小さなお花畑を通りかかった。
こさめちゃんが行きたいと言ったので、少しの間だけね、と念を押して、そっちに向かう。
何十本もの向日葵がひとつの方向を向いて、真っ直ぐに立っている。
こさめちゃんはそれを見てきらきらと目を輝かせていた。
浠「わ~っ、綺麗!」
黈「そ~やね笑」
浠「向日葵って、みことくんっぽいよね!」
黈「黄色やしね笑」
浠「んー、それもそうなんだけど…」
ヾ「優しくて、あったかいみことくんにちょっと似てる気がした!笑」
ヾ「それに真っ直ぐだし、上を向いてる!」
ヾ「みことくんにそっくりじゃない?笑」
ヾ「みことくんに似て、綺麗笑」
…. なにそれ。
ずるいよ、こさめちゃん。
もう、これで最後にしよう、って
こさめちゃんには、また新しく人生を歩んで、別の人と幸せになってもらおうって、そう思ったのに。
もう諦めようって、そう考えて、泣いて、やっと決心できたのに。
なんでそんなこと言うんよ。
離したくなくなるやん。
浠「? みことくん?」
黈「….なぁ、こさめちゃん」
浠「?」
黈「…お医者さん心配してるかもやし、そろそろ帰ろっか」
浠「はーいっ」
黈「…もしこさめちゃんが嫌やなかったらさ、」
ヾ「手、繋ぐ、?」
浠「はぇ、?」
黈「…あ、いや…こさめちゃんってちょっと危なっかしいというか…」
浠「んなっ、失礼なー!!」
ヾ「…でも、反論はしない、から、繋ぐ。」
黈「! 自覚あったんや笑」
浠「もー!うるさいなー!!笑笑」
小さな花畑の真ん中で、手を取りあって笑いあって。
またいつか、”恋人”として手を取って、繋いで、笑い合うことができますように。
いつかまた、2人でどんなくだらない話でも、笑いあえますように。
この恋が叶わなくても、あなたのそばにいられますように。
浠「みことくーん?置いてっちゃうよー!!」
黈「ちょ、こさめちゃん早いって!!」
生きててくれて、ありがとう。
今までも、これからも。
浠「みことくん遅ーい!!!」
黈「こさめちゃんが早いんよ!!!!」
俺は、こさめちゃんだけを見つめています。
いつかこの思いを、伝えられますように。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
おまけ(という名の自己満)(謎に長い)(藐赮) / 1年後のお話
<カフェにて>
藐「あ、こさめ記憶取り戻したん?」
赮「そー、また水族館行ったらけろっとだってよ」
藐「こさめらしーかも、良かったやん笑」
赮「んな、それでみこと最近元気すぎてドジしまくってるわ笑」
藐「いいドジなんじゃねーの?」
ヾ「…てかなつ、」
赮「?」
藐「お前介入しすぎると自分もしんどくなるタイプだろ、大丈夫なん?」
赮「え?あ…うーん…」
ヾ「みことが1番しんどそーだった時期は俺もしんどかったけど、いるまが居てくれたし大丈夫だよ、いつもそばに居てくれてあんがと」
藐「….お前はまた無自覚にそーいうことを…」
赮「?」
藐「そろそろ時間も時間やし、無自覚野郎 、帰んぞ」
赮「はぁ?笑」
藐「…帰ったらハグしてい?」
赮「…ふは、笑笑 なにー?甘えたですかいるまくーん?」
藐「ちょっとそーいう気分」
赮「へー?笑 …まぁいいけど笑」
藐「てか手寂しいから繋いで」
赮「そーいう気分?」
藐「そーいう気分、」
赮「俺も丁度そーいう気分だった」 ( 繋
藐「…可愛いなお前」
赮「そりゃどーも笑」
藐赮はスラスラーっとサラサラーっといちゃついててほしいお願いほんとに。
というわけで黈浠でした。
なんか書きたいのと違った(もっと切ないの書きたかった)けれどまぁギリギリ妥協点。
ギリ出せる。多分消すけど…()
最後までご閲覧頂きありがとうございました!
最近初めた新連載の藐赮(タイトル忘れた)はド深夜に投稿させていただきます…!!
それではおつりむ