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もうすぐ雄英高校だ。
『もうすぐだね』
と話すと
啓悟くんはギュッと私の手を握る。
そして、私の方を見て
必然的に私も啓悟くんの顔を見る。
その顔は真剣で____
『どう…したの?』
私がそう言うと
「俺たちは雄英高校には入らない」
えっ?
「俺たちは今からオールフォーワンを討ちにいきます
とても…危険な事です
それに…」
私をぎゅっと抱きしめたかと思えば
『えっえ?///』
私の隣の出久くんに
「緑谷くん」
デク「はい…?」
「脱獄犯の中に俺の公安の時の先輩…がいるんス
その人超、、強いんで遭遇したら
絶対に逃げてほしい」
そう言い抱きしめる力を強める。
『えっ…啓悟くんどしたの?///』
そう言うと私を離し、優しく微笑む。
「充電です」
充電…?
「今日からしばらく会えなくなります
それに…」
啓悟くんが下を向く。
と
ジーニスト「命の保証はできない、
そう言いたいんだな?ホークス」
運転していたジーニストさんが言う。
え?
命の保証?
それって…
『えっ!?…そんな…』
エンジ「相手はオールフォーワン…」
「まじラスボスッスね」
…
ジーニスト「雄英に着いたぞ」
ガチャ
自動でドアが開く。
隣の啓悟くんが降りる。
私に手を差し伸べる。
「美姫さん」
頭が真っ白になってるけれど、その手を取る。
そして車から降り…
ギュッ
啓悟くんに抱きしめられる。
「美姫さんッ…」
そして
私の頬に手をやり
そのままキスをする。
「行ってきます」
そう、優しく笑う。
…啓悟くんは強い。
それに、
誰よりもヒーローを信じてる。
『行ってらっしゃい』
そう微笑みながら言うと
また啓悟くんは優しく微笑み
私の髪をサラッと撫でる。
そして
「美姫さん愛しとーとよ…」
と私の肩に顔を埋めながら
ギュッと強く抱き締めながら言った。
私は、ポンポンと啓悟くんの背中を叩いて
『私も愛しとーよ』
と言った。
私たちはしばらく抱きしめあっていた
が
ビィィィ
車の窓が空く。
そして
ジーニスト「ホークス…すんだか?」
と窓に手をやり少々イライラしているジーニストさん。
すみませんwwww