私はいじめっ子気質だった。
ジァイアンのような嫌な奴だった。
人生をリセットして生まれ変わりたいと常日頃思ってた。
誰に恨まれていても良い。むしろ復讐だってされても構わないと思った。
心が美しく在る人と与えられた命とは、全く真逆の素行だった。
だから、慎ましく生きようと思った。
過去の自分の愚かな行動から逃避するために、拙いながらも時事に関心を持つようになった。でも本当に時々確認するだけのものだから、意味なんて無かったけれど。
他人をいじめる 人間ほど、多くの恥を抱えて生きるのだろうと気付きを得た。
いじめられた人間も、いじめた人間も、末路が同じだなんてバカみたいだと思った。
土下寝をしたって、許しを得られたって、この気持ち悪い感情が失せることはないから今も絶賛苦悩している。
それが私だからかは、解らない。
とにかく自分が嫌だった。気持ち悪くてたまらなかった。生まれ変わりたかった。
でも、この面白い気持ち悪さを継ぎたくはあった。強くてニューゲームとまでは行かないけれど。
それがあるなら私はなんだってできたと思う。
全部空の上の話だから意味は無い。
この独り言も、いつかは消えてしまうから結局意味は無い。
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