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後編
青 ￤ いや ､ あにきはなにも … っ
黒 ￤ いやおれもわるかった
黒 ￤ どうする ? 帰るか ?
青 ￤ … もうちょっと ､ 外いたい
黒 ￤ わかった ､ じゃあとりあえず買い物しよ
青 ￤ うん
きっとまろはいろんなことを我慢していた
まろより年下のりうらとほとけと初兎
そのうちのひとり、初兎は体が弱い
りうらとほとけはまだ小学生で甘えたい時期
まろはもう中学生
きっとずっと甘えたかっただろう
たくさん話したいことあっただろう
それをすべて潰してしまった
本当に甘えるべきなのはまろなのに
いちばん甘えていたのは俺たちだった
黒 ￤ そろそろ暗いし寒いし … 帰ろか
青 ￤ うん …
黒 ￤ ただいま
青 ￤ ただいま …
桃 ￤ おかえり ！！
桃 ￤ 遅かったけどなんかあった ?
黒 ￤ ちょっとな
黒 ￤ ないこあとで俺の部屋これるか ?
桃 ￤ いいよ 〜
黒 ￤ じゃあ 、 ほれ 、 買ってきたもの
桃 ￤ あ ､ おれも買ってきちゃった
黒 ￤ じゃあこれはストックしておくな
桃 ￤ ありがとう
今はりうらといむは遊んでるし
ないこは初兎のお世話
今ならまろと話せるかも
黒 ￤ まろ
青 ￤ ん 、 どうしたの ?
黒 ￤ 最近まともに話せてなかったやん
黒 ￤ 今日くらいたくさん話そうと思って
青 ￤ … 話したいことたくさんあるの
黒 ￤ そうよな …
青 ￤ でも … 話す時間ないでしょ ?
黒 ￤ 今はみんな忙しいから ､ 今ならええよ
青 ￤ … ほんと ?
黒 ￤ おん
まろは俺らが気づかないうちにこんな謙虚になっていた
本当に俺らの弟か ? って思う
青 ￤ 美術の作品でね
青 ￤ 先生にたくさん褒められたの ！！
黒 ￤ おぉ ､ すごいなぁ … （ 撫
青 ￤ あとね ､ あとね … っ
たくさん話してくれるまろ
気づけば寝ていた
桃 ￤ あにき 〜
黒 ￤ お ､ ないこきたか
桃 ￤ きたよ
黒 ￤ ほか4人寝たか ?
桃 ￤ うん ､ もう夜だし
黒 ￤ ないす ー …
桃 ￤ 話したいことってなに ?
黒 ￤ まろのことなんやけど …
桃 ￤ …… まろ ?
黒 ￤ おん
黒 ￤ まろも悩んでるらしいんよ
桃 ￤ … そういえば最近まともに話してないね
黒 ￤ 今日買い出し行ったときなんやけど
黒 ￤ まろ途中で泣いたんよ
桃 ￤ え …
黒 ￤ 過呼吸にもなっとって
黒 ￤ 止んだときに寂しいって
桃 ￤ そっか…
桃 ￤ たしかに最近3人に構いっきりだったね
黒 ￤ 俺らもしっかりしないとな
桃 ￤ まろが起きたとき話し合おう
桃 ￤ もうまろに寂しい思いをさせないように
_
青 ￤ 英語のテスト100点だった ！！
桃 ￤ すごいね 〜 ､ 天才じゃん（ にこっ
青 ￤ えへへ っ
あのあとしっかりまろと話し合った
まろはしっかり本音で話してくれた
そのおかげか、今は前よりまろの笑顔が増えた
それが嬉しかった
もうまろには寂しい思いはさせない
完結
フォロワー様200人・活動100日記念
ありがとうございました❣️
