💚side
💚「んっ、んっ……んぅ……」
玄関ドアに手をついて腰を突き出し、めめを受け入れる。
ドア1枚隔てた外に声が漏れるんじゃないかという緊張感に、手の甲を口に押し付けて必死に声を殺すけど、それすら刺激になってしまう。
あちこちに口付けられた跡が残る身体は芯から熱く蕩けて、中は柔らかく慣らされてめめでいっぱいになって、気づけば手が自分のものを触る。
片手で身体を支えて立っているなかなかの体勢、でもそんな事より今俺の全てをめめでいっぱいにして欲しくて、身体がより快楽を求めていく。
💚「んっ、めめ、好きぃ……あんっ…」
🖤「俺も好き、大好きだよ。ね、気持ちいい?」
💚「ん、きもちぃ…おかしくっ、なっ、ちゃう……はぁっ…」
🖤「嬉しい、俺の可愛い阿部ちゃん」
めめの少し昂った声に思考も溶かされて、もう何も考えられなくなっていた。
💚「はっ、はっ、もう……あぁ……」
登りつめる感覚と共に脚が勝手に震え、頭が真っ白になって力が抜ける。
🖤「おっと」
咄嗟にめめが支えてくれた。
💚「はぁ、はぁっ……」
🖤「大丈夫?阿部ちゃん」
身体はふわふわと脱力して、でも時々甘い余韻で跳ねる。
めめが俺の手をとって、指に口付けている。
滲んだ視界に『愛の石』の鮮やかな緑が映り込んだ。
💚「めめ…」
🖤「うん?」
💚「俺……すごく幸せ」
🖤「うん、俺も」
瞼に、頬に、唇に優しいキスが降り、急激に眠くなる。
めめにはどんな指輪を贈ろうか。
喜んでくれるといいな。
身も心も愛する人に満たされた中で、記憶は途切れた。
終
コメント
5件
黒い宝石ってどんなのあるかなあとか思ったけど、ひさしぶりにみちるさんのセンシティブ読めた嬉しさが強い←💚🖤 安心、安全のめめあべ味ありがとうございます😊
愛の石なんだ!知らなかったです!! エメラルド阿部ちゃんカラーですごく可愛いですよね😍💚 阿部ちゃんはめめにどんな指輪を贈るのかな💍🫣🫣