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ゆき
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ほしのはな
#さのじん
さき
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太智「なぁ仁人、最近働きすぎちゃう?」
柔太朗「昨日も夜遅くまで残ってたよね?」
仁人「そう? 普通じゃないかな」
そう言いながら吉田は資料をめくる手を止めようとしない
机の上にはすでに片づけたはずの書類に加え新たに取りかかろうとしている資料まで積み重なっていた
舜太「そんなんしてたら体調崩すで、勇ちゃんに連絡するわ」
仁人「は? 勇斗は関係ないだろ!」
突然、大きな声を上げた吉田に三人は驚いて言葉を失った
仁人「……っ、ごめん」
吉田は気まずそうに目を伏せる
太智「……いや、ええよ」
柔太朗「仁ちゃん……」
今、佐野と吉田は連絡を取れていない
警察官になるという夢に向かって毎日努力している佐野
その邪魔をしたくない
忙しい佐野に自分のことで余計な負担をかけたくない
そう思うからこそ吉田は自分から連絡することができずにいた
それでも、心のどこかでは期待していた
勇斗から連絡が来るんじゃないか
今日こそ声が聞けるんじゃないか
そんな淡い期待を抱きながら毎日スマートフォンを確認してしまう
けれど、画面に表示されるのは佐野からの新しいメッセージがないという事実だけだった
もちろん、佐野が忙しいことは分かっている
夢を叶えるために頑張っていることも簡単に時間が取れないことも
頭ではちゃんと理解している
それなのに
仁人(……少しくらい、連絡してくれてもいいじゃん)
そんな自分勝手な考えが浮かんでしまうたび吉田は自分を責めた
頑張っている佐野を応援したい
邪魔なんてしたくない
だから、寂しい気持ちを考えないように余計なことを考える暇もないくらい仕事を詰め込んだ
資料をまとめて会議の準備をして生徒たちからの相談に乗る
やるべきことはいくらでもあった
忙しくしていれば少しは気が紛れるから
けれど、仕事が一段落するたびにふとスマートフォンに目が向いてしまう
そんな自分が嫌だった
三人も、吉田が何を抱えているのかなんとなく察していた
佐野がいなくなってから以前よりも仕事に打ち込むようになったこと
何気ない会話の中で佐野の名前が出ると少しだけ表情が変わること
そして、誰よりも寂しがっているはずなのにそれを絶対に口にしないこと
本当は何かしてあげたい
佐野に連絡してみようか
吉田に少し休めと言ってみようか
けれど、それが吉田を余計に傷つけてしまうかもしれないと思うと簡単には動けなかった
太智「……仁人、ちょっと休憩せぇへん?」
仁人「いい、これ終わらせたいから」
柔太朗「でも、ずっと仕事してるじゃん」
仁人「……大丈夫だって」
吉田は顔を上げず再び資料に目を落とした
三人はそれ以上何も言えなかった
生徒会室に響くのは紙をめくる音と時計の針が進む音だけ
そして吉田の机の隅には画面が暗くなったままのスマートフォンが置かれていた
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続編です!全然上手く書けなくてぶっちゃけ面白くない!それでも見てくださったら嬉しいです!
コメント
2件
強がってる💛さんがいじらしくて、よしよししたくなりました…✨ 大好きなお話の続編が読めてありがたいです!✨ 続きも楽しみにしています!
第1話読みました!仁人の「少しくらい連絡してくれてもいいじゃん」っていう本音、すごく胸にきた……。仕事で気を紛らわせようとする姿が痛いくらい伝わってきて、友達たちの気遣いも優しいのに切ない。続編とのことだけど、全然そんなの気にならなかったです。この空気感、めっちゃ好き。続き気になる!