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4 - るぅりーぬ

♥

40

2022年05月27日

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莉犬side




.







俺は今、自分の家の玄関の前でウロウロとしてる。

別に怪しいヤツとかじゃないし。ここ俺ん家だし。






入ればいいって??そうなんだけど、……。








俺は自分のズボンのポッケからスマホを取りだし、時間を確認した。









『……9時、半』








もう違うところ泊まろうかな。

俺の家行かなくていいかな。








なんて変なこと考えた。


実は今日、俺ところちゃんで居酒屋に行った。








俺の彼氏のるぅちゃんは、それを聞いて8時に帰って来るように言った。

でも、いざ行くとついつい楽しくて……。







なんとそのせいで、時間がめっちゃ遅くなりました。

ハイ、自業自得です。








るぅちゃんとは同棲してて、るぅちゃんは約束を破ると、結構面倒くさい。

可愛いけど、可愛いけど……ッ!!







俺はこれ以上遅くなるのもダメだと思い、仕方なく玄関を開けた。

すると目の前には仁王立ちのるぅちゃんがいた。







『ひっ、……た、ただいま、……、?』




る「……お帰りなさい」








挨拶には必ず返してくれるるぅちゃん。

そういう優しいところ、やっぱり好きだなぁ。











る「今、何時だと思うんですか?」




『9時半デス』








る「約束した時間は?」



『8時デス』











やべぇ、いつもと雰囲気全く違う……。

これは結構怒ってるよな……??









る「本当に、居酒屋で楽しんじゃっただけ??」



『うん、本当それだけ!!ころちゃんに連絡したら分かるよ!』










る「……はぁーっ、良かったぁ、」






そう言って俺に抱きついてくるるぅちゃん。







『ちょ、るぅちゃん……、?』




る「事故にでもあったのかと思って、心配したんですよ、」








そう言って抱きしめる力を強めるるぅちゃん。









る「……手を洗ってきてください、」



『あ、うん、』







あれ、案外すんなりいけた??

そう思いながら手を洗いリビングに戻った。









る「さぁ、寝室行きましょう」



『え?』








る「悪い子にはお仕置です」







そう言って笑うるぅちゃんに驚きが隠せなかった。









.






『あっ、やぁ、……///』



る「どうして欲しいのか言ってください、」







『おっ、きの、…ほし、……()っぁぁぁ、!!///』



る「よく出来ました」

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