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「お嬢様それは酢でございます」
「知ってるわよ」
たまたまよ
私は生まれて初めて目玉焼きを
私は有名財閥の娘で全ての事を十人近くいるお手伝いさんがしてくれていた
起きてすぐ服を着せセットするもの
朝食を持ってくるもの
学校の支度をするもの
靴を履かせるもの
鞄を持つもの
1人で買い物すらも無かった
リーンリーンと鳴らせば誰かが来て全てを行う
そんな私が2LDKでこの執事と暮らす事に
私は27歳
お父様の会社に素性を隠して仕事を今日からすることに
私幼稚園からお嬢様学校で大学を出てお家で絵を描いたりお茶をしたり過ごしていたの
な~んか毎日に飽き飽きして
夜中に
初めて1人でカフェに入ったの
ハーブティー注文した
飲み終え店を出た所で店員さんに
「お金がまだですが」
お金とは
七不思議の一つか未確認飛行物体か何かじゃないの
私の学校は
ちょ~お嬢様学校で生徒は学校にあるものは使い放題食べ放題だ
学校のカフェだってお金を払ったことが無い
なのに
「お金がなければ警察に」
お金はない
どーしょぅ
そこへ執事の菊池が現れ現金を支払いしてくれた
「ね〜菊池お金って何?」
「お嬢様は知らなくて大丈夫でございます」
「私は知らなくていい」
ふーん
27歳の私はもしかして知らないことだらけかしら
帰宅後お父様に1人で暮らしたいと願ってみた
そして
条件がこの執事の
菊池と同棲することだった
菊池は私より3つ上の30歳
前任の執事の推薦とお父様も大変気に入り私の執事になった
早速朝から
彼の為のお弁当を
殻は入るは、焦げるわ大惨事だった
「もう、やだ 菊池あなたが作りなさい」
「私がですか? わかりました。」
サッとフライパンに油を引き卵を割数分で私が大好きな半熟目玉焼きができた
「あなた上手ね。これからはあなたがお願いね」
「人には向き不向きがあるし。」
菊池は食パンとサラダコーヒーも用意してくれていた
「あなたは本当になんでもできるのね」
「今日はお弁当やめるわ」
執事に支度をしてもらい会社へ
まだ何も変わってない
この一歩から私の社会人人生がはじまる
私の素性は父と叔父のみ知っている
後ろからぶつかられ
ぶっ転んだ
そこに
手を差し伸べてくれる人が
「大丈夫かい?血がでてるよ」
水道で手を洗いカットバンまで貼ってくれた
私の王子様彼に夢中に
執事は仕事中は私の周りにいない
だからこそ王子様に出会えた
後ろを振り向き彼を見たこ
うっ(´;ω;`)ウッ…なんだ
この眩しさは
中島君だ
オーラがすごい
彼とはまだあれ以来話せてなく
彼の周りは常に女子が取り囲んでいる
はあ〜
今日も話せなさそう。