テラーノベル
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とある日
”(やべぇ…めっちゃ頭痛ぇ…)”
シャーレの先生はまさかのインフルに悩まされていた。
”(こんなんじゃ書類仕事できねぇじゃねぇか)”
”(また早瀬に怒られる〜)”
その時
コンコン
と扉を叩く音が鳴った。
”(やっっべ、早瀬か?)”
扉が開くとそこには
カズサ「やっ、先生大丈夫そ?」
カズサがいた。
“なんだお前か、あと大丈夫そうに見えるか?”
カズサ「ごめんごめん、これゼリーとかあるから、お腹減ったら食べて」
“サンキュー、杏山”
“しかし、お前よくこんな雨が降ってる時に来たな。土砂降りだぞ?”
カズサ「あぁ、大丈夫大丈夫。そこは気にしないでいいよ。ここからトリニティまでそこまで遠くないし。」
“そうか、ならいyゲフォゲフォ”
カズサ「大丈夫!?」
“ノドイッタワ”
カズサ「無理しないでよね。そっちが倒れちゃったらみんな困っちゃうし。それじゃ私はトリニティに帰るけど、なんかあったらすぐ呼んでね。いい?」
“アイヨ”
そうして帰ってった。が、ある事に気づく。
“俺まだあいつにインフルなった事伝えてないんだが”
“アロナ、あいつなんかに連絡した?”
アロナ「いや、してないよ?なんなら、まだ誰にも言ってないし」
“は?”
アロナ「え?」
“んじゃあいつ、なんで俺がインフルかかったって分かったんだ?”
アロナ「知らないよ。……ちょい待ち、だとしたらさ…他の生徒にももう情報は出回ってんじゃないの?」
しばらく激しい雨音が仮眠室に響き渡る
“ヴェリタスか…”
アロナ「だろうね」
この後、土砂降りにも関わらずものすごい数の生徒が押し寄せてきたのは別のお話……
コメント
1件
コタマさぁん!何してんですかぁ! アロナがラフな喋り方なの良いですねぇ