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最近小説書くの下手…笑練習あるのみです!!
「 お疲れなんです 」
りょもぱ( 藤澤さん×大森さん×若井さん)
「 つっかれた ぁ”… 」
マネージャーさんに車で家まで送って行って貰ってる時に不意に出てしまった言葉。涼ちゃんと若井は先に帰ってしまったし、マネージャーさんは最近入ってきたばっかりの女の人で僕達に媚びを売るような奴だから話したくないし、話し相手がいない。
話し相手とか、近くに仲がいい人がいるってだけで僕は少しだけ救われるんだけどなぁ…
「 お疲れですねぇ、大丈夫ですかぁ? 」
甘ったるい香水と声に、荒い運転。気持ち悪くて吐きそうで。僕の彼氏の涼ちゃんと若井にも手を出したり。
「 あぁ、大丈夫ですよ。 … あ、ここまでで大丈夫なんで、それでは。 」
「 え、でもここ家じゃないですよぉ? 」
軽く舌打ちをして睨むと、マネージャーさんはドアを開けてくれた。近頃には思い通りにならなくてやめてると思う。
そそくさと地に足をつけて走って近くのコンビニに入って、マネージャーさんから逃げるような行動をとった。
コンビニの中に入ると深く帽子をかぶっているが見慣れた背中があった。
涼ちゃんだ。その人の近くによるとちゃんと涼ちゃんの香りがした。
「 涼ちゃん… 、? 」
「 ぁ、元貴ッ !笑 帰り? でも マネージャーさんに送って貰うんじゃないの…? 」
片手には冷たくて水蒸気が着いたお酒2本に、おつまみ、若井と飲んでて買い出しに来たか、それか1人のみか。
「 僕の苦手な人だったからここら辺で下ろしてもらってきちゃった、笑 」
「 てかお酒1人で飲むの?若井もいる?」
「 みんなで飲もうと思って、笑 今から若井誘うとこ、笑 」
にこにこと微笑み楽しみそうにする涼ちゃんはすっごく可愛かった。これが僕の彼氏?とたまに疑問に思ってしまうがでも彼氏なことには変わりないし、夜は…うん、何がとは言わないが若井よりスキルはある。翌朝は若井とでも立てなくなるが、涼ちゃんは比べ物にならない。
「 …僕も入ってるよね当然。 」
「 入ってなかったら誰誘うの、笑 」
「 … 笑 ちょっと不安になっただけ、笑 」
僕は急に不安になりがちだからウザがられるかもしれないけど、嘘でもいいから優しい言葉をかけられたい。承認欲求が高いし満たされないから、すぐこんなことを言ってしまう。
「 …笑 帰ったら沢山大好きって言うから、今日は帰ろう?ね、笑 」
「 うん、ッ ぁ、僕これのもーっと、 」
「 それ好きそうだったからもう僕の家の冷蔵庫にあるよ。笑 」
「 うぉ、すごい。 」
「 ただいま~ !!!! 」
「 これ僕の家ね?笑 」
「 お邪魔しま~す、 」
若井も誘って涼ちゃんの家に来た。来て欲しかったのか部屋が綺麗になっている 。こんなとこも可愛いなぁ、
「 今日二人共泊まっていくでしょ? 」
「 もっちろん!!笑 」
「 泊まるつもり、笑 」
ノリノリな若井がいつもより幼く見えるが、まだお酒は飲んでいない。今日は面白い寝言が取れたのか??
お泊まりセットは各家に準備されていて、半同棲状態。というか同棲する家が決まったらすぐに同棲するつもり。
「 ぁ、そういえば俺いい家見つけたよ~!! 」
ノリノリだったのはいい家が見つかったからだったようだ。
スマホに映し出された画像は、3人が住めるくらいの二階建ての一軒家。狭くもなく広すぎずもなく、住みやすそうなお家。
「 いいじゃんここ、!!元貴は?どう? 」
「 ここいいと思う、ッ!! 」
お酒飲む前にお家について語り合って、やっとお酒を飲み始めた時は午前2時。
「 ん”~…?? もろきぃ、涼ちゃん … 」
「 はいはい、 若井のだーい好きな大森元貴さんですよ。 」
まっさきに酔っ払って顔が真っ赤な若井さん。やっぱり僕が1番彼氏っぽい気がするけどなんで僕が彼女なんだ…
「 んんん… 元貴…襲わせろぉ… 」
「 今日は無理、疲れた。お疲れ様って沢山言って。 」
「 ん、お疲れ様、今日も頑張ったね、元貴。 」
ぎゅっと涼ちゃんに前から抱きしめてもらうと、若井に後ろから抱きしめられた。
「 今日はもう寝よっか、笑 」
「 うん… 寝る、 」
涼ちゃんに手を引いてもらい、若井の手を引きながら寝室に向かうと、2人共大好きだよ、と2人に聞こえない程度で呟いて僕は眠りについた。
ちょっと長くなったような…