コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
いっちに〜さ〜んし
ご〜ろっくしっちはっち
殺せんせー「晴れた午後の運動場に響く声
平和ですねぇ
生徒の武器(エモノ)が無ければですが」
そりゃ無理だね
僕達は今,暗殺の練習をしている最中だ
烏間「八方向からナイフを正しく触れるように!!
どんな体制でもバランスを崩さない!!」
其れが終わり少し休憩に入る
烏間「この時間はどっか行ってろと言ったろう」
『しかも体操服もちゃんと着ちゃって
先生が着て如何するんです?』
そう,しっかり体操服を着てる
烏間「体育の時間は今日から俺の受け持ちだ
追い払っても無駄だろうがな
せいぜいそこの砂場で遊んでろ」
素直に砂場に行った…
まるで子供の様だな
殺せんせー「ひどいですよ烏間さ…烏間先生
私の体育は生徒に評判良かったのに」
すかさず菅谷君が口を挟んだ
菅谷「うそつけよ殺せんせー
身体能力が違いすぎんだよ
この前もさぁ…」
どうやらかなり異次元な事をやった様だ
中村「異次元すぎてね〜…」
杉野「体育は人間の先生に教わりたいわ」
分かりやすくショック受けてるな…
僕はずっとターゲットを観察した
少し瞬きをしたら大阪城を造って着替えて茶まで立てていた
いや凄すぎぃ?!?!
烏間「見ろ!今の攻防の間に奴は
砂場に大阪城を造った上に着替えて茶を立てている!」
E組「(腹立つわぁ〜…)」
『Get angry(腹立つ)』
ムカつくな
烏間「クラス全員が俺に当てられる位になれば少なくとも暗殺の成功率は上がる
ナイフや狙撃,暗殺に必要な基礎の数々体育の時間で俺から教えさせてもらう!」
へぇ,VSFに欲しいな
其の言葉が終わるとチャイムが鳴り体育が終わる
…誰か居るな
僕は職業柄気配に敏感だからこいうのは直ぐに気付けるの
実は少し悩みだ
杉野「6時間目小テストかー」
渚「体育で終わって欲しかったよね」
僕はソッと口を開いた
『赤羽君』
其の言葉に潮田君が赤羽君の方を見た
渚「……!!カルマ君…帰って来たんだ」
カルマ「よー渚君久しぶり」
あの感じだと知り合いなのかな?
僕は名前を知ってるだけだけど……
カルマ「わ,あれが例の殺せんせー?
すっげ本トにタコみたいだ」
そう云ってターゲットに近付いた
殺せんせー「!赤羽業君…ですね
今日が停学明けと聞いてました
初日から遅刻はいけませんねぇ」
カルマ「あはは生活リズム戻らなくて
下の名前で気安く呼んでよ
とりあえずよろしく先生!!」
赤羽君は手を差し出す
殺せんせー「こちらこそ楽しい1年にして行きましょう」
ターゲットは何の疑いも無く其の手を取る
其の瞬間ターゲットの触手が溶けた
赤羽君は次の攻撃を仕掛けたがターゲットは避けた
カルマ「…へー,本トに速いし本トに効くんだ対先生(この)ナイフ
細かく切って貼っつけてみたんだけど
けどさぁ先生
こんな単純な「手」に引っかかるとか…
しかもそんなとこまで飛び退くなんてビビり過ぎじゃね?」
赤羽君はターゲットに近付いた
カルマ「殺さないから「殺せんせー」って聞いてたけど
あッれェ,せんせーひょっとしてチョロいひと?」
其の煽りに殺せんせーは顔が真っ赤になった
茅野「渚,私E組来てから日が浅いから知らないんだけど彼どんなひとなの?」
僕は茅野さんと潮田君の会話に耳を澄ます
渚「…うん
1年2年が同じクラスだったんだけど2年の時に続けざまに暴力沙汰で停学食らって
このE組にはそういう生徒も落とされるんだ
でも…“今この場”じゃ優等生かも知れない」
茅野「…?どういう事?」
渚「凶器とか騙し討ちの「基礎」なら…
多分カルマ君が群を抜いている」
…厄介な事が無ければ良いけど
一つため息混じりにそう思った