テラーノベル
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「もしもし!監督?どうかしたんですか?!」
俺がそう質問すると監督はさっきよりも、もっと大きな声で話した。
「どうかしたんですか、じゃないよ!!ニュース見なかったの?君の『DAYDREAM CIRCUS』が興行収入50億を突破したんだぞ?!すぐ連絡したのに、3日も既読つかないし電話も出ないしで、ほんとに心配したんだぞ!!」
「⋯え?!3日も経ってたんですか?」
一日しか経っていないと思っていたが、あの店と現実の時間の流れはどうやら違うらしい。
そんな事を考えていると、監督の言葉が俺を現実に引き戻した。
「⋯まぁ、無事ならそれで良かったよ。今度からはあまり心配させないでくれ。君は大事な商売仲間なんだから。」
「⋯はい。すいません⋯⋯あっ!」
受話器の向こう側で、ガシャン!と、大きな音が聞こえてきた。急な声に驚いてしまったんだろうか。申し訳ない。少ししたあと慌てた声が聞こえてくる。
「今度は何だい?!」
「監督!俺、面白い話持ってるんですけど聞いてくれますか?これは作り話とかじゃなくて⋯⋯」
俺は今日あった出来事保管特に話しながら、作業をするため自分の机についた。
まだ話を書くのは少し怖いが、それでも書かずにはいられなかった。
自分が経験したこと、不思議な店主との出会い、それらをよく思い出しながら俺はまた、物語を書き始めた。