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推し✕推しは尊いですッ😇
夜だから静かーに叫んできました☆
ー雨の帰り道ー 学パロ
ニグうた(うたいさんは女子ということで!!前の立ち絵を思い出してください!!)
「うわ……、今日は雨かぁ……」
俺ーニグはつぶやいた。
………俺は今日、よりによって折りたたみ傘を家に忘れてきたのだった。
「今日、びしょ濡れで帰るしかない…?」
そんなの、めちゃくちゃ嫌なんですが!?
「誰かに傘、入れてもらえないかなぁ…」
凸さんとかにお願いするか…?
俺は、スマホを取り出し、凸さんにラインを送った。
『傘持ってる?傘持ってるんだったら、入れて!!』
と言ったら…
『ごめーん…!!俺、おどろくさんと一緒に帰るから!』
『………相合傘…?』
『うん!!』
と送られてきた……。
本当におどろくさんと凸さんは、ラブラブだな!?俺も、好きな人と付き合いたいよ!?
うたいさん、俺はいつでも募集中だからね!?
と、…変なことを考えていると……
「ニグさん?何してんの?」
大好きな声が聞こえた、気がした。
俺は、バッと後ろを振り向いた。
「う、うたいさん!?」
気のせいではなかった!?
「もしかして……傘持ってないわけ?」
うたいさんは言った。
「…………ハイ……」
俺は小さく言った。
「………はい、ニグさん」
うたいさんは俺に傘を渡してきた。
「………えっ?」
「傘、ないんでしょ?貸してあげる」
うたいさんは笑いながら言った。
「明日返してくれればいいから!」
うたいさんは、そう言いながら走って帰っていった。
「…………えっ?えっ!?」
ちょっと待って!?
うたいさん、俺に貸してくれたのは嬉しいけど……彼女、傘持ってなかったよね!?
「うたいさん!?ちょっと待って!?」
俺は、傘をささずにうたいさんに向かって走った。
「うたーいーさーん!!!!」
「………えっ!?ニグさん!?何で傘持ってないわけ!?」
俺は、やっとうたいさんに追いつくと、うたいさんの手をつかんだ。
「うたいさん………、、、うたいさんも傘持ってないなら一緒に帰ろうよ!!」
俺は、うたいさんに言った。
「…………もう、遅くないですかね」
うたいさんは、俺の全身を見ていった。
「えっ、あっ……」
もう、俺、全身びしょ濡れでした……。
「もう、傘ささないで帰る?w」
うたいさんは笑いながら言った。
「もう、そうするかーw」
俺達は笑いながら歩き出した。
手も、繋いだまま。