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ッうん、…おらゔ♡((
それからオレはこいつに尽くした。
こいつを愛することで辛さをどうにか誤魔化した。
なにもかも全て自分のため。
だってそう生きないとどうにもならないことだってあるだろ…?
オレは善人じゃないかもしれない…でも幸せに生きれるならそれでもいい…
どうせ少ししかない人生だから…
皆には嫌われるかもしれないが、これがオレの生き方なんだ。
死んでも無駄。逃げようとしても無駄。
こんな状況に陥ったら誰でもこうするしかないだろ。
自分の命を守りたいって思うだろ。
オレは人間として当たり前のことをしてるんだ。
醜く汚い心の持ち主になったとしても、オレはオレだ。
… まぁこんな言葉、ただの言い訳に過ぎないんだけどな。
結局のところオレはランダルが好きだ。
自分を正当化しようと足掻いても無駄なのに、
さっきみたいな言葉があいつを見る度オレの頭
の中を駆け巡るんだ。
そんなことを考えてたらあいつが来た。
『セバスチャ〜ン♡』
「…なんだよ」
『ふふっ、お返事出来ていい子だね…♡さすがわたしのペットだ。』
『はい、おはよ♡』
チュッ
「…なぁ。」
『ん、なぁに?セバスチャン』
「ほんとにオレのことが好きなのか?」
こんなこと聞くオレはメンヘラかもしれない。
でも無性に心配になるんだ。
こいつはほんとにオレのことを愛してるのかって。
自分でも何言ってるのかわかんないけど、とりあえず聞いてみた。
するとこいつは呆れたように答える
『はぁ、君も物分りが悪いなぁ…。好きじゃなかったらキスなんかしないって!君もわたしが好きだからキス受け入れてるんでしょ?』
「…そうなのかもしれない」
『もー!なにそれ!』
むっとした顔で答えるこいつはやっぱり可愛い。
あぁ…ほんとに…ほんとに可愛い…
今もまだ外に出たいとは思ってる
でもそんな気持ちと裏腹に
まだここにいたいって気持ちもある
「ランダル。」
『もー、今度はなっ…』
オレはこいつにキスしてやった。
『は、は…?』
顔真っ赤にしながら照れてるこいつは…やっぱり可愛い。
『せ、セバスチャンのばかっ!』
「はは、隙だらけのお前が悪いんだよ」
『もう知らないもん!』
いや、もうずっとこのままでもいいかも…