TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する
















スパイク練習。




セッターの喜清先輩と飛和がコート前に行き攻撃陣にトスをあげる。




その反対コートでリベロの家緒先輩がレシーブで取る。




そしてそれ以外の人はセッターの元に並びとにかく打ちまくる。




これがスパイク練習らしい。




俺は仕方なく飛和の列にならんだ。




「 知夏、ナイスキー! 」




喜清先輩の列から聞こえる声、知夏は的確に打つスパイクを打った。




次に鎌先輩のスパイクも力強くてかっこよくて見惚れた。




「 なにボケっとしてんだよ、早くしろ馬鹿。 」




「 い、いまするところですぅ~!! 」




いつの間にか俺の番になっていた。




俺はボールを飛和の頭上に軽く投げた。




そして俺は全力で走る為助走を始めた。




きっと飛和はめちゃくちゃすごいから俺に合わせてくると思う。




でもそうやって飛和に頼りきってたら俺は上手くなんない。




だから俺は俺の全力をぶつける。




「 うぉ、なんだありゃ!!? 」




鵜飼コーチが声を出したのも束の間。




ボールは床に叩きつけられた。




「 いやぁ…あれ、初見では到底取れないよ… 」




レシーブに入ろうとした家緒先輩が言う。




「 ははっ、二代目変人コンビの誕生だな 」




鵜飼コーチは俺と飛和を見て笑った。




「 叶、なんだ今のは?!あんなんできたなら先に言っとけバカが…!! 」




「 だ、だって今初めてできたし…なんかか、感覚だったし… 」




「 考えて動けよ!!自分の技量ぐらい自分で把握しとけバカ。 」




「 はぁ?!!バカじゃないし…!! 」




「 ねぇ、王様。早くしてくれる?バカなのは君たち2人だからさ 」




後ろに並んでいた蘭が言う。




「 はぁ?!!なんだと蘭!! 」




「 うっせぇわ、ボケ!! 」




「 暴言のボキャブラリーが貧相で可哀想になってくるわ… 」




「 コラ、お前たち。その辺にしときなさい。 」




喜清先輩が一喝をいれた。



それからレシーブ、サーブ練習をした。











loading

この作品はいかがでしたか?

0

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚