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虎ノいえside
今日も同じ時間の電車に乗って、同じような学校生活を送る
でもある夏の暑い日
放課後のバイトに向かうために少し急足になっていた
ーー「あ、あの」
誰かに話しかけたれた?
いえ「あ、はいなんですか?」
ちょっと変な返事してしまったかなと思いながらそう返した
ーー「あの、これ落としましたよ 」
そう差し出したのは幼馴染のるかからもらった大切なハンカチだった
いえ「あ、ありがとうございます大切なものだったんです」
ーー「お役に立てて良かったです」
ーー「では」
そう言って背を向けて歩き出そうとしていた「ーー」を引き止めてしまった
いえ「あ、えっと」
名前、名前を聞かなきゃ
でも知らない人から名前を聞かれても変か
いえ「やはりなんでもないです
ありがとうございました」
そう言いながら歩き出した
「あの人の名前はなんというのだろう。」
コメント
1件
みぃ、読んだよ〜🥀 今回の虎ノいえside、すごくよかった。 誰かにハンカチ拾ってもらうって、なんかドキドキするよね。 「名前を聞けなかった」ってところが切なくて、でも「あの人の名前はなんだろう」って思う感じ、すごくわかる。もどかしいけど、それがまたいい。 るかちゃんからもらった大事なハンカチってのも、じんわりきた。 また続きが気になる…!
2,032
深雪 楓
46
ある
101