コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
最終章 君の瞳
私は光輝と付き合っている。
私は目が見えないおまけに友達なんていない。それなのに彼は友達になってくれた。
ある日病院に行くと目が治せるかもしれないと言ってくれて私は光輝の顔や家族の顔を見るために少しの確率でも信じて手術を受けた
目が覚めるとそこは真っ白な天井で目が見えるようになっていたと実感した。
灯夏「目が…見える…」
灯夏「そうだ!光輝に電話しないと!」
繋がらなかった。何度も何度も電話を掛け直したが繋がらなかった。
私は病院を出て走った。走って走って光輝を探した。
だけど光輝の姿は見つからなく私は仕方なく光輝の両親のところへ行った
灯夏「お邪魔します」
私は事情を説明された。
光輝が私のことを前から話していたのだろうか、すぐリビングで話してくれて私は絶望した。
光輝は癌でもうすでにこの世を去っていた。
なぜ早く言ってくれなかったのだろうか、私はその事で頭がいっぱいになり気が狂いそうだった、私がいま立って見ているのは光輝の姿じゃなく光輝の写真だ。
なぜもっと早く気が付かなかったのか自分を攻めた。
数十分したあと私はハッとして思い出した!
光輝が言ってくれた場所!そこに行かなくちゃ!
私は無我夢中で走った息切れしているのが気づかないくらいに走ってその場所についた。
光輝が目の前に立っていて「綺麗だね」と言っているような気がした。
私はそこに立って一人呟いた「私の瞳の先には光輝くんがいてとてもかっこよくて大好きだよ….」
その声が何もない公園にただ響くだけだった。
そして私は上を向いて光輝に言った。
灯夏「星が綺麗だね光輝くん」