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生徒会長はポカン、とした顔をして笑った
gr「面白い!生徒会に入れ!」
美咲「えっ?!」
『はぁ?!いやや!』
gr「ダメだ!生徒会長命令だ!」
な、なんなんやこいつぅ…!
僕が怒ろうとした瞬間、ベンタが口を開いた
ベンタ「【何言ってるかわからないが、女子が嫌がることは辞めた方が良いんじゃないか?】」
はてなマークがつきそうな顔でそう言った
ウィルソンが立ち上がって僕と生徒会長の間に割って入る
ウィルソン「【僕とベンタはザリみたいに日本語が分かるわけじゃないけど、アイが嫌がってそうなのは分かるよ】」
キッパリとウィルソンが言った
食堂はいつの間にかシンとなっていた
??「なんの、騒ぎですか?」
騒ぎを聞きつけたのか慌てて駆けつけた影が見えた
ヴェール「【って、グルッペン会長?何してるんですか?アイなんか困ってそうなんですけど…】」
gr「ん?ああ、海外棟のヴェール会長か
【生徒会に入って欲しいと頼んでるだけだ。何故入らないのか分からない】」
入る訳無いやん!馬鹿なん?面倒やし
ヴェール「【いやいやいや…アイは中等部ですよ?
それに、本人が嫌がってるんですし】」
困った様に海外棟の生徒会長、ヴェール会長が言った
パッとヴェール会長の後ろに隠れながらキッパリと言い放つ
『【あなたみたいな人の元に着くなんてごめんです】』
あーあ、もう食堂使えんかも
まあええや。そうなったら“あの人”の教室に行けばええし
ざわざわと騒がしい食堂を見ながらそう考える
『【ヴェール会長、僕もうここから離れたい…】』
ヴェール「【しょうがないな、くノ一のお姫様は】
アイ、少し、借りるね」
ヒーロー「はーい/分かった/【いってらっしゃい】」
それぞれの返事を聞きながらグルッペン会長を無視して海外棟へと向かう